専攻/講座/分野 共生文明学/文化・地域環境論/文化人類学
総人学系
所属機関/部局 人文科学研究所
電子メール shakti AT zinbun.kyoto-u.ac.jp
個人ページ Website
No image

Message to the prospective students


文化人類学の魅力は、フィールドワークという手法にあります。フィールドワークは、図書館や公文書館での文献の解読、実験室での実験、あるいは宇宙や地層の観測などとならんで、重要な学問の方法です。ぶらっと外に出て祇園祭を観察したり、ときに参加したり、また関係者から話を聞く。あるいは、数か月の準備を経て中東に赴き、どこかの都市や村に数か月、あるいは一年以上住みついて、一緒に生活を共にする。どちらも立派なフィールドワークです。短い場合も長い場合も、図書館や実験室、教室から外に出て、まったく見知らぬ人と交わることが、文化人類学のだいご味です。そこには不安も危険もありますが、新しい発見も待っているはずです。文化人類学はいまも研究者一人一人が五感を研ぎ澄まして創出する学問なのです。
研究分野 文化人類学、社会人類学、宗教人類学、南アジア民族誌。くわしくはわたしのホームページを見てください。
キーワード 宗教、ジェンダー、セクシュアリティ、暴力、人類学理論、南アジア、日本
研究テーマ くわしくはわたしのホームページを参照してください。
1)文化人類学理論
2)宗教人類学理論
3)スリランカとインド(タミルナードゥ州)の民族誌
4)現代日本のセクシュアリティ
5)軍隊と戦争


 調査地域は主としてタミル人が居住するスリランカ(西海岸漁村)、南インド(タミルナードゥ州門前町)、シンガポール。日本では在日米軍基地や性産業の調査をおこないました。現在は、インド・ムンバイの売春と性暴力、アウシュヴィッツなどで調査をしています。人文科学研究所では過去に「儀礼的暴力の研究」「主体・自己・情緒の文化的構築の研究」「フェティシズム研究の射程」「複数文化接触領域(コンタクト・ゾーン)の人文学」「トラウマ経験と記憶の組織化」を組織しました。ほかに「女神」や「アジアの軍隊」、「軍事環境問題」、最近では「ジェンダーと暴力」の研究会を主催しています。
代表的著書,論文等 『供犠世界の変貌 南アジアの歴史人類学』2002 法蔵館
『癒しとイヤラシ エロスの文化人類学』2010筑摩書房(編著)
『暴力の文化人類学』1998 京都大学学術出版会
(編著)『フェティシズム研究2 越境するモノ』2014京都大学学術出版会
(編著)『軍隊の文化人類学』2015風響社
(共編)『ジェンダーで学ぶ宗教学』2005世界思想社
所属学会,その他の研究活動等 日本文化人類学会、日本宗教学会、日本南アジア学会、「宗教と社会」学会、日本オーラル・ヒストリー学会、環境社会学会、日本平和学会の会員です。
担当授業
  • 学部 文化行為論B
  • 大学院修士課程 文化行為論1
    文化人類学演習3A・3B
  • 大学院博士課程 文化人類学特別演習1・2
  • 全学共通科目
経歴等 1986-88年国立民族学博物館助手、1988年京都大学に助教授として着任。2004年より教授。くわしくは文化人類学分野HP掲載のインタビュー記事(http://www.anth.jinkan.kyoto-u.ac.jp/tanaka.html)、ならびに上記のわたしのホームページを参照してください。
English