専攻/講座/分野 共生文明学/歴史文化社会論/東アジア文化論
総人学系 国際文明学
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Message to the prospective students

文学作品そのものより、作品の周辺に興味があります。中国古典文学は、作者の強い個性を感じさせる反面、時代やその時代の人間の集団を強く感じさせる作品が多いように思います。作品は個人のものである一方で時代のものであり、その地のものでもあるのではないでしょうか。どのような時代のどのような人間が、どのような所で、どうしてこのジャンルを選択し、誰に向かって書いたのかといったことを考えてしまいます。
作品の善し悪しではなく、また現代の観点からは文学的とは言えないジャンルも含め、作品がその時代・地域において生まれてきた理由を解明したいと思っています。そのような観点から作品を読むと、作者は我々と同じようなことを考えていた人たちだったのだと、妙に親近感を持つことがあります。1000年以上も前の作品を主に読んでいますが、まだまだ発見されることを待っている人や問題は多いように思います。そういえば江戸の漢文学も、どうしてこんなものを勉強したのだろうという、野次馬根性で始めたような気がします。
人間に興味のある人と、作品を媒介に議論したいと思っています。
研究分野 中国古典文学  日本漢文学
キーワード 中国古典文学 駢文 南北朝文学 初唐文学 江戸漢文
研究テーマ 中国古典文学、南北朝から唐代初期の頃の文学を勉強しています。この時期は混乱と激動の時代で、文学もそのような時代風潮と決して無関係ではありませんでした。南方の貴族の文学、北方の漢族の文学、唐代の新興知識人たちの文学と、文学の担い手は地域や時代によって異なり、必然的にテーマや表現方法にもそれぞれ違いや特色があります。文学作品がどのような背景をもって生まれてきたのか。なぜその時代、その地域に生まれたのか、或いは生まれなければならかったのかといった、地域と文学、時代と文学といったことを考えています。また江戸時代の漢文学にも興味を持っています。
代表的著書,論文等 ・『六朝詩人伝』(共著 興膳宏主編)(大修館書店 2000年)
・『六朝詩人群像』(共著 興膳宏編)(大修館書店 2001年)・『現代漢字語辞典』(阿辻哲次他編 編集委員)(角川書店2001年)
・『中国の名詩101』(共著 井波律子編)(新書館 2005年)・「六朝の謝啓について」(『中國文學報』69 2005年)
・「津阪東陽『夜航詩話』訳注稿(八)」『講座紀要』4 2007年)
所属学会,その他の研究活動等
担当授業
  • 学部 日本中国学会  
    東方学会
    六朝学術学会
  • 大学院修士課程 中国文化論
    東アジア文化論演習
  • 大学院博士課程 東アジア文化論特別演習
    歴史文化社会論特別セミナー
  • 全学共通科目 中国古典講読
    中国語
経歴等 1982年 3月 島根大学法文学部卒業
1985年 3月 京都大学大学院文学研究科修士課程修了
1985年 9月~86年8月 中国政府給費留学生として北京大学に留学
1988年 3月 京都大学大学院文学研究科博士課程中退
1988年 4月 三重大学人文学部講師 
1991年 4月 三重大学人文学部助教授 
1999年 4月 京都大学総合人間学部助教授 
1999年 4月 京都大学大学院人間・環境学研究科助教授   
2007年 4月 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授
2012年 4月 京都大学大学院人間・環境学研究科教授(現在に至る)

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