人間・環境学研究科プレート
総合人間学部プレート

大学院人間・環境学研究科及び総合人間学部は、ともに京都大学教養部を母体として設立された部局です。また教養部は旧制第三高等学校をその前身としています。大学院人間・環境学研究科は、教養部改革及び大学院改革構想の一環として、京都大学における、学部を持たない単一専攻の初めての独立研究科として、平成3年4月に創設されました。一方、総合人間学部は、平成4年10月1日に法令上設置され、平成5年4月に第1期生を迎え入れた京都大学でもっとも新しい第10番目の学部です。平成15年4月より、大学院人間・環境学研究科と総合人間学部は一体化し、大学院人間・環境学研究科は総合人間学部に基礎を置く大学院となりました。

前史(第三高等中学校〜教養部)

第三高等中学校、第三高等学校、教養部
明治19年 4月 第三高等中学校開校
明治27年 9月 第三高等学校開校(第三高等中学校からの改称)
明治30年 6月 京都帝国大学創立
昭和24年 5月 新制京都大学発足、第三高等学校が京都大学所轄へ
昭和25年 3月 第三高等学校を廃止(以後京都大学分校と称せられる)
昭和29年 3月 教養部規定を制定し分校を教養部と改称(学内措置による改称)
昭和38年 4月 文部省令により正式に教養部を設置(分校から教養部へ正式に改称)
昭和52年 5月 教養部改善検討委員会を設置(大学院設置を検討)
昭和59年10月 教養部にかかわる大学院問題検討委員会の発足
昭和62年 4月 教養部にかかわる構想検討委員会設置
平成元年 1月 教養部にかかわる構想検討委員会、教養部改組に向けての具体的構想を総長に報告(総合人間学部新設、教養課程教育の改革案、学術総合研究科の基本構想)
平成 5年 3月 教養部を廃止

大学院 人間・環境学研究科/総合人間学部

大学院 人間・環境学研究科 総合人間学部
平成 3年 4月 大学院人間・環境学研究科を設置、人間・環境学専攻(第1専攻)を開設
平成 4年10月 文化・地域環境学専攻(第2専攻)を設置 総合人間学部を設置、
人間学科、国際文化学科、基礎科学科、自然環境学科を開設
平成 5年 4月 人間・環境学専攻(第1専攻)に博士後期課程を開設 総合人間学部第1期生入学
平成 7年 4月 文化・地域環境学専攻(第2専攻)に博士後期課程を開設
平成 8年 3月 人間・環境学研究科棟が完工
平成 8年 4月 アフリカ地域研究専攻を設置
平成 9年 4月 環境相関研究専攻(第3専攻)を設置
平成 9年 3月 総合人間学部第1期生卒業
平成10年 3月 総合人間学部棟が完工
平成10年 4月 大学院アジア・アフリ力地域研究研究科設置に伴い、アフリ力地域研究専攻及び東南アジア地域研究講座を移管
平成11年 4月 「環境相関研究専攻」(第3専攻)に博士後期課程を設置
平成15年 4月 3専攻を改編、新たに共生人間学専攻、共生文明学専攻、相関環境学専攻を設置 4学科を廃止し、総合人間学科として1学科に改組、人間科学系、認知情報学系、国際文明学系、文化環境学系、自然科学系の5学系を設置、大学院人間・環境学研究科へ教員組織を統合
平成16年 4月 国立大学法人京都大学が設立された
平成20年 4月 大学院 人間・環境学研究科 学際教育研究部を設置
平成26年 4月 「人間・環境学研究科総合人間学部図書館」が「吉田南総合図書館」に改組
平成30年 3月 総合人間学部 大学院人間・環境学研究科設立25周年記念事業の開催
(記念誌: 25年のあゆみ; PDFファイル:約55MB)
令和5年4月 大学院人間・環境学研究科の3専攻を人間・環境学専攻1専攻に統合

歴代研究科長・学部長

大学院 人間・環境学研究科 総合人間学部
平成3年度 西島 安則 総長(研究科長事務取扱)
竹市 明弘 教授
平成4年度
木下 冨雄 教授
平成5年度 児島 眞平 教授
足利 健亮 教授
平成6年度
平成7年度
平成8年度 三好 郁朗 教授
平成9年度
豊島 喜則 教授
平成10年度 林  哲介 教授
平成11年度
平成12年度
平成13年度 江島 義道 教授 宮本 盛太郎 教授
平成14年度
平成15年度 江島 義道 教授
平成16年度 冨田 博之 教授
平成17年度
平成18年度
平成19年度 堀  智孝 教授
平成20年度
平成21年度
平成22年度 冨田 恭彦 教授
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度 杉万 俊夫 教授
高橋 由典 教授
平成27年度
平成28年度 杉山 雅人 教授
平成29年度
平成30年度
平成31年度
(令和元年度)
令和2年度 小島 泰雄 教授
令和3年度
令和4年度 浅野 耕太 教授 (現 研究科長・学部長)
令和5年度
人間・環境学研究科パンフレット
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