マクロとミクロ、理論と現象を包含する視座からの地球惑星の変動と進化、生物の種間関係および生命機能の研究

光合成により酸素を発生するシアノバクテリアの一種
光合成により酸素を発生する
シアノバクテリアの一種
中新世の化学合成生態系に見られる貝類の化石
中新世の化学合成生態系に見られる
貝類の化石
  • 地球内部と表層環境の変動原理の探究
  • 地球・惑星・衛星の形成と進化過程の解明
  • 生物の多様性および生態系の研究
  • 生物機能の解明とその利用

 自然と人間とのよりよい共生関係の構築をめざして、宇宙や地球の過去・現在・未来、地球の固体圏・流体圏の相互作用および生命圏との動的相関や、生物機能について探究します。地球物理学、地質学、古生物学、地球化学、惑星科学などの知見と手法を用いて、惑星・衛星の形成過程、地球内部や表層のダイナミックな挙動、様々な時間スケールでの物質進化と環境変動を解明することを目指します。また、生物の種間関係から生物の多様性や生態系の安定性に寄与する機構を解明することに取り組みます。さらに、環境への適応やエネルギー獲得・変換の機構などの生物機能の知見と合わせて、生物を含む自然資本の健全な利用方法についての教育研究を行います。

教員紹介

石村 豊穂 教授, 市岡 孝朗 教授, 小木曽 哲 教授, 瀬戸口 浩彰 教授, 西川 完途 教授, 宮下 英明 教授, 加藤 護 准教授, 土屋 徹 准教授, 角山 雄一 准教授, 三浦 智行 准教授, 桑野 太輔 助教, 阪口 翔太 助教, 佐藤 博俊 助教, 幡野 恭子 助教, 藤井 悠里 助教, 原 壮大朗 特定助教
  • 石村 豊穂 教授

    微古生物と地球化学をバックグラウンドとして,分析機器の開発もしつつ,環境解析手法の高度化を推進しています.最近は魚類の回遊履歴解析に関する研究に特に力をいれています.

  • 市岡 孝朗 教授

    私の研究室では,生態学を研究しています.私が,ボルネオの熱帯雨林で15年ほど昆虫をおもな対象として研究を続けていることから,研究室に所属するほとんどの大学院生が主にボルネオの熱帯雨林に生息する昆虫を対象とした研究をおこなっています.ですが,活動をボルネオと昆虫に限定しているわけではありません.
    生態学に興味があり,「研究」に取り組む意欲のある方の受験を歓迎します.入学を希望される方は,当方の指導方針・研究分野などについて個別に照会してください.
    研究室についての照会先(メールアドレス):
    ichioka.takao.5m@kyoto-u.ac.jp

  • 小木曽 哲 教授

    岩石から地球内部の物質構成や進化過程を読み解くことを目指しています.主な手法は,高温高圧実験や,放射光施設での岩石の分析などです.最近のテーマは,マントル中における白金族元素の挙動,地球形成初期の地球内部分化ですが,これら以外のテーマに興味がある人も受け入れています.石や地球に興味がある人,機械いじりが好きな人,室内実験が好きな人,フィールドに出るのが好きな人を歓迎します.

  • 瀬戸口 浩彰 教授

    植物の系統分類学や系統地理学を基盤とした進化多様性に関する研究を行っています。いまの植物種が,どのような歴史的経緯を辿って,現在のような場所に生き延びているのか?という疑問について,主にDNAデータの解析から明らかにします。また,地域ごとの環境に植物が適応進化しているしくみを、圃場や温室で育て比べたり、遺伝子を調べたりしています。さらに,絶滅に瀕した植物の保護をする保全研究を環境省や植物園、地域の皆さんと進めています。

  • 西川 完途 教授

    教養部時代から継承されてきた, 自然史研究の伝統を引き継いでいきたいと思っています. フィールドワークで得た知見や試料を元に, 未知の発見を目指して研究に取り組むことを心がけています. 研究テーマは, 主に両生類の系統分類学や生物地理学で, フィールドは東, 東南, 中央, 南アジアです. 絶滅危惧種や希少種の保全生物学にも関わっていますので, 興味がある方は一度研究室を訪問してみて下さい.

  • 宮下 英明 教授

    自然界には,まだ見ぬ新奇な微生物がたくさん存在しています.我々の研究室では,微生物,特に光合成をする微生物(光合成細菌,シアノバクテリア,藻類)を環境から分離すること,その特性を調べること,あるいはそれらの生態学的研究に興味がある学生を募集しています.光合成微生物の微生物学,分類,系統進化,生態に興味がある方は,訪ねてみてください.

  • 加藤 護 准教授

    日本で大きな地震が起きるのはプレート運動によって押されているからです。しかし太陽系の中でなぜ地球だけにプレートテクトニクスがあるのかはよく分かっていません。わたしは主に地震学の手法を使い地球内部の構造とその進化について考えています。また地震時の強い揺れを扱う研究にも携わっています。京都でも過去に大きな地震が起きています。過去に起きたことを知り将来に備えるために役立てたいと考えています。
     

  • 土屋 徹 准教授

    現在,人類が直面している環境問題,エネルギー問題,食糧問題といった諸問題の解決に,植物や藻類が行う光合成の潜在力が注目されています.私たちは主にシアノバクテリアを対象として,光合成の機構や進化について分子生物学的手法,生化学的手法などを用いて研究を進めています.研究に対して自主性を持ち,日々の積み重ねを大切にできる学生を歓迎します.

  • 角山 雄一 准教授

  • 三浦 智行 准教授

    当研究室は,病原性ウイルスを取り扱う為の設備とノウハウを有し,エイズや白血病ウイルスの病原性について遺伝子レベル,培養細胞レベル,感染個体レベル(サル実験)で統合的に解析し,予防・治療法開発の為の基礎研究を行っている.また,世界各地(主としてアフリカ中央部)に調査に出かけ,各地のウイルス遺伝子を比較する事によってその起原・進化を解析している.

  • 桑野 太輔 助教

  • 阪口 翔太 助教

    植物の系統地理・生態的種分化に興味をもって研究しています.面白い生態や分布をもった植物を対象にして,野外調査と遺伝実験を組み合わせたアプローチで研究課題に取り組んでいます.研究内容を詳しく知りたい方は,研究室や個人ウェブサイトを訪ねてみてください.

  • 佐藤 博俊 助教

  • 幡野 恭子 助教

     藻類や高等植物、菌類、微生物を対象として、生物の形はどのようにしてできるのか?・生物の体は単細胞から群体や多細胞へどのように進化してきたのか?というテーマに取り組んでいます。興味深い形の生物を採集・培養し、電子顕微鏡による微細構造の解析、各種光学顕微鏡による細胞内小器官の解析、形づくりに関わる分子の解析などを行い、形づくりのしくみを明らかにしています。  学内で自然に触れられる場所として、ビオトープ池を作っています。身近な自然を観察し、生き物と環境との関わりについて考察する教材の開発を行っています。

  • 藤井 悠里 助教

    地球の外に一歩出てみると、太陽系の中にはたくさんの惑星や衛星があります。さらに太陽系の外には数千個もの系外惑星が見つかっています。それらの性質は多種多様で、なぜそのような惑星・衛星になったのかを明らかにするために、形成環境や形成過程について理論的に研究しています。

  • 原 壮大朗 特定助教


人間・環境学研究科パンフレット 総合人間学部パンフレット
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