新型コロナウイルスの感染拡大を受けて学生生活で気を付けて欲しいこと

新型コロナウイルスの感染が拡大している状況ですが、このような中でも健康的な学生生活を送れるように、学生のみなさんには以下のことに気を付けて日々の生活を送ってもらいたいと思います。体調面と精神面の両方で、自分をケアしていくことが重要です。

~新型コロナウイルスに感染しないために~

  1. 不要不急の外出を自粛する。特に3密(密閉・密集・密接)を避ける。
    できる限り、自宅で過ごすようにしましょう。特に、換気の悪い空間(密閉)、不特定多数の人が集まる場所(密集)、近接しての会話(密接)では、感染リスクが高まると言われていますので、避けましょう。
  2. 外出時にはマスクを着用し、目、鼻、口を手で触らない。
    自分が感染しないためだけでなく、他人に感染させないためにも、外出時にはマスクを着用しましょう。外出時に手にウイルスがついた場合、その手で目を擦ったり、口を触ったりすると感染してしまうので、気を付けましょう。
  3. 手洗い、消毒をする。
    外から帰ってきた時には、石鹸を使ってよく手を洗いましょう(30秒以上手を洗うことが望ましい)。もしくは、アルコール消毒液があれば、手指を消毒しましょう。
  4. 睡眠と栄養をとって、生活リズムを維持する。
    十分な睡眠とバランスのいい食事で栄養をしっかりとって、体調を整えましょう。ずっと自宅で過ごしていると、夜更かしをしたり、昼まで寝ていたりして、生活リズムが崩れやすくなりますが、できるだけ同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにしましょう。

~こころを健康に保つために~

  1. 日課を立てる。
    担任教員・アドバイザー・指導教員とメール等で密に連絡を取って進めながら、実行可能な日課を立てましょう。先行きが見えない不確かな状況だからこそ、日常生活の中に確かな変わらないものを作ることで、こころの安定がもたらされます。
  2. 事実に基づいた正しい情報を入手する。
    インターネット上には真偽が定かでない情報やネガティブな情報が溢れています。そうした情報に触れ続けると、不安に気持ちが高まって、こころの不調につながることがあります。そういった情報からは距離を取ってみてください。正しい情報を得るために、最後にWHOのリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。
  3. 自分に合ったストレス対策をする。
    気晴らし、息抜き、リラックスの時間は大切です。もしあなたに趣味があるならば、趣味の時間を大切にしましょう。自宅でできる運動やストレッチなどもストレスを減らすのに効果的です。
  4. 友達・家族とコミュニケーションをとる。
    人との交流の少ない生活を続けると、気持ちが沈み込みやすくなり、不安を感じやすくなります。是非、知り合いに連絡を取って、気持ちを共有しましょう。
  5. 影響を受けている人には連帯を。
    一人で自粛している、遠方にいる知り合いには、メールで連絡をとるなどして、その人を孤立させないように心がけましょう。誰かとつながっているという意識を仲間で持ち合うことが重要になります。また、ふさぎ込んでいる人がまわりにいないか、気にかけてみて下さい。

気持ちが晴れない方、悩みがある方は、お気軽に学生相談室までご連絡を下さい。

令和2年4月9日
総合人間学部長・人間・環境学研究科長 小島泰雄
総合人間学部・人間・環境学研究科 学生相談室長 船曳康子

 
一部引用
https://extranet.who.int/kobe_centre/sites/default/files/pdf/Coping-with-stress-print-JPN%20ver.pdf
https://extranet.who.int/kobe_centre/ja/news/COVID19_specialpage_public
 

人間・環境学研究科パンフレット 総合人間学部パンフレット
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