第一部 講演会

講演

ピーター・ドーレンボス(Pieter Dorenbos)先生
オランダ デルフト工科大学教授

演題

Luminescence in science and society ~科学、社会における蛍光の意義~

ご講演の概要

人類の最初の発明は炎であり、それによって暖を取り、光を得ることができるようになりました。炎はたいまつや石油ランプ、のちにロウソクとして用いられてきました。このような白熱灯と呼ばれるものは燃焼で得られる熱を利用して光を生み出しています。1879年、トーマスエジソンは電気から得られる熱を利用して光を出す白熱電球を発明しました。蛍光は異なるメカニズムで発光し、蛍光イオンのエネルギー準位間の特定の電子遷移で生じるものです。蛍光は400年の歴史がありますが、特に今日では目覚ましい発展が見られます。
本セミナーでは、現在の科学や社会における蛍光の役割に焦点を絞りお話し頂きました。また、LED蛍光体やシンチレーション検出器、残光蛍光体の応用に向けたランタノイドイオンの重要性についてもお話し頂きました。

ご講演のビデオ

京都大学オープン・コースウェア(OCW)でご講演のビデオが公開されています。ぜひご覧下さい。

         

セミナーの様子

(写真をクリックすると大きな写真を見ることができます)

第二部 懇親会


人間・環境学研究科パンフレット 総合人間学部パンフレット
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