第一部 講演会
講演
ジャン=クロード・ベアコ(Jean-Claude Beacco)先生
フランス ソルボンヌ・ヌーヴェル・パリ第三大学言語学・言語文化教育学名誉教授、欧州評議会言語政策部門顧問
演題
フランスとヨーロッパにおける移民について:多元的社会と多元的アイデンティティをめぐって
講演内容
今回の講演では、現在ヨーロッパの社会において議論の的となっている移民問題、特に成人移民労働者に対する言語政策についてお話し頂きました。移民増加の現象はますます複雑化し、しばしば排斥運動も引き起こしていますが、その反面、経済や人口学的加点から見ても必要不可欠な存在になっています。他者との関わり合いの中で形成される社会において、我々は今後、この社会的問題とどう向き合うべきか。ベアコ先生のグローバルな活動や経験を元に、グローバリゼーションによって刻々と変化する今日の移民問題の様相に迫って頂きました。
セミナーの様子
ご講演のビデオ
京都大学オープン・コースウェア(OCW)でご講演のビデオが公開されています。ぜひご覧下さい。
- 人間・環境学研究科第50回国際交流セミナー(京都大学OCW)
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