2022年11月30日(水)に第83回国際交流セミナーを総人棟1103で開催しました.

概要

演題: 「トルコと村上春樹」
講演者: 講演者: Ali Volkan Erdemir
     アリ・ヴォルカン・エルデミール
 エルジェス大学日本語日本文学科教授。2007年、京都大学人間・環境学研究科博士後期課程修了。
トルコで日本文学を講じる傍ら、日本文学の翻訳を幅広く手掛ける。これまで、大江健三郎、三島由紀夫、川上美映子などといった作家の代表作のほか、松尾芭蕉らの俳句なども翻訳してきた。その功績が称えられ、2020年に日本の外務省から外務大臣表彰が授与されている。

講演内容

 村上春樹の作品を既に14冊、トルコ語に翻訳した研究者エルデミール教授にご講演いただきました。話題の中心となったのは、トルコでの村上春樹の受容と、村上を翻訳する際の困難な点についてでした。トルコの読者から寄せられたアンケートをもとに、村上作品の魅力とは何かについて――特に『1Q84』と『騎士団長殺し』について――語られました。また、翻訳する際の苦労話が具体的な事例を挙げながら説明され、短編「石のまくらに」に登場する短歌の翻訳例が示されました。日本文学がトルコに届くまでのプロセスを知ることができ、参加者にとって大変、意義深い時間となりました。

セミナーの様子

(写真をクリックすると大きな写真を見ることができます)

 

人間・環境学研究科パンフレット 総合人間学部パンフレット
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