2024年5月30日(木)に大学院科目「学術越境研究計画」一般公開講演「学術越境って軽やかにできるの?:発達研究とボードゲーム開発を例に」を開催します。

2024年5月30日(木)に大学院科目「学術越境研究計画」一般公開講演「学術越境って軽やかにできるの?:発達研究とボードゲーム開発を例に」を開催します。どなたでもご参加いただけます。事前申込みは不要です。

日時: 2023年5月30日(木) 16:45~18:15
場所: 京都大学 吉田キャンパス 吉田南構内 人間・環境学研究科棟3階333演習室

演題:
学術越境って軽やかにできるの?:発達研究とボードゲーム開発を例に

講演者:
萩原 広道 (はぎはら ひろみち)作業療法士/公認心理師

所属・職位:
大阪大学 大学院人間科学研究科 助教

学歴・学位:
京都大学 大学院人間・環境学研究科 修了(2021年3月)、博士(人間・環境学)

講演要旨:
人間・環境学研究科は、「学際融合」とは異なり、問題解決のために分野の垣根を越えて連携を深めていくという「学術越境」の理念を打ち出した。しかし、「学術越境」の実践がどのようにして可能になるのか、その条件はいまだ整理されておらず、手探りの状況であるように思われる。本講演では、リハビリテーション科学 (作業療法学)、発達認知科学、データ科学など複数の分野に跨って研究・教育・実践活動を行ってきた修了生の立場から、「学際」「学術越境」についての意見を述べる。主に、乳幼児の言語・認知発達に関する研究および大学生活を舞台にしたボードゲーム開発という2つの事例について触れながら、結果的に学際的な活動に至った経緯や、その過程で生じた困難を概観する。本講演が、「学術越境」を目指す大学院生の一助になれば幸いである。

人間・環境学研究科パンフレット 総合人間学部パンフレット
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