自閉スペクトラム症者の特徴を統一的に理解するための新たな理論を 脳波解析に基づいて導き出しました

自閉スペクトラム症は、社会的コミュニケーションの障害とこだわりの強さを必須の行動特徴とし、その他、個別に様々な症状を呈します。共生人間学専攻 認知・行動科学講座の船曳康子准教授と筑波大学システム情報系川崎真弘准教授を中心とした研究チームは、なぜ、これらが同時に発生するのかを認知メカニズム的に探求し、最新の脳波技術を使った研究により、自閉スペクトラム症の多彩な症状を統一的に理解する理論を検証しました。

単純な2者間のリズム課題により、自閉スペクトラム者は、他者がイレギュラーな時に対応が難しく、脳にも負担がかかっていることが示されました。

イレギュラーへの対応が困難、という観点を基盤に据えることにより、コミュニケーションの難しさやこだわりをはじめ、様々な行動特徴の理解が進み、支援や共生への手がかりとなると考えられます。

本研究成果の詳細については、京都大学のホームページに記事が掲載されております。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/171108_1.html

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