第9回触媒表面化学研究発表会で優秀研究賞を受賞

平成28年10月28日に大阪府吹田市にて行われた第9回触媒表面化学研究発表会において,相関環境学専攻 物質機能相関論講座 吉田寿雄研究室の安齊亮彦さん(修士課程1回生)らが「優秀研究賞」を受賞しました.安齊さんらの発表内容は「銀添加チタン酸カルシウム光触媒による水を電子源とした二酸化炭素の光還元反応」です. 安齊亮彦さん賞状

 

研究の概要
銀添加チタン酸カルシウム光触媒による水を電子源とした二酸化炭素の光還元反応
光触媒と太陽光と水を用いて二酸化炭素を有用な化合物に変換する人工光合成は,持続可能な社会の実現に貢献できる技術として期待されており,近年,このための光触媒の開発が盛んになってきました.ところが,水を用いて二酸化炭素を変換しようとした場合,目的の生成物の他に水素も生成するために,二酸化炭素の変換効率は低下してしまうことが課題でした.最近,我々の研究室では銀助触媒を添加したチタン酸カルシウム微結晶がこの人工光合成に有効な光触媒となることを見出しましたが,残念ながら水素は目的生成物よりも多く生成していました.そこで本研究では,このチタン酸カルシウム光触媒の調製法をさらに工夫した結果,水素の生成を劇的に抑え,ほぼ二酸化炭素の変換のみを進行させる光触媒を得ることに成功しました.
安齊亮彦さんポスター
研究発表ポスター(PDF)
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