修士2回生の新庄紗枝さん(内本喜晴研究室)が第3回関西電気化学研究会で「平成28年度関西電気化学奨励賞」を受賞しました

平成28年12月10日に大阪府立大学中百舌鳥キャンパスにて開催された、2016年度第3回関西電気化学研究会において、相関環境学専攻 物質相関論講座 修士課程2回生の新庄紗枝さん(内本喜晴研究室)が「平成28年度関西電気化学奨励賞」を受賞しました。発表内容は「反応分布観察に基づいた全固体リチウムイオン二次電池電極設計」です。若手の電気化学分野における研究発表の中で、特に優れているとして表彰されました。

研究の概要:「反応分布観察に基づいた全固体リチウムイオン二次電池電極設計」
リチウムイオン二次電池は、繰り返し使用可能な蓄電デバイスとして広く普及していますが、可燃性の有機溶媒を用いていることから、電気自動車などの大型化用途に際して安全面に課題を残しています。そこで、すべて難燃性の無機固体材料で構成される全固体電池が注目を集めています。全固体電池の実用化に向けては、エネルギー密度向上や充電・放電の高速化が求められており、これらの達成のためには電極構造設計が必須となっています。現状の電池では、電極構造が最適化できていなために電極内で反応が不均一に生じてしまい、前記の課題の要因となっていると考えられていますが、これを実験的に捉えた例はありませんでした。本研究では、実際に電池を作動させながら電極内の反応分布状態を観察することに成功し、この結果をもとに電極構造との相関性を考察しました。

新庄紗枝さん賞状
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