土田陽子さん(人間社会論講座で博士号取得、現:和歌山大学特任准教授)が「第10回女性史学賞」を受賞しました。

2016年02月03日掲載

 土田陽子(つちだ・ようこ)さん(2009年9月に研究指導認定退学、2013年1月に博士号取得、現在は和歌山大学特任准教授)が、著書『公立高等女学校にみるジェンダー秩序と階層構造―学校・生徒・メディアのダイナミズム』(ミネルヴァ書房)が「第10回女性史学賞」(2016年1月9日)を受賞しました。
 本書では、主に和歌山県立和歌山高等女学校を事例に、地域の近代化の過程や社会階層の再編との関連づけながら、高等女学校教育の実態や近代的なジェンダー秩序の形成のありようを多彩な史料を駆使して実証的に解明したもので、そのことを通して、高等女学校が女学生同士・女学校同士を差異化・序列化する社会装置であったことを明らかにするとともに、政府から発信されていく女子教育政策が、地方でどのように具体的に実体化し、受け入れられていったのかを論じています。
 本書は、総長裁量経費による人文・社会系若手研究者出版助成を受けて、2014年3月により出版したものです。

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