許健さん(田部研究室)らの論文がJournal of American Ceramic Society のBest Paper Awardに選ばれました

 相関環境学専攻 物質相関論講座 田部研究室の学振博士研究員の許健さん(2017年博士課程修了),上田純平助教らの共著論文が2017年のJournal of American Ceramic Society のBest Paper Awardに選ばれました.同誌はセラミック材料科学分野で最高評価を得ている国際論文誌で,2017年は同誌へ1800報が投稿され,掲載された論文は599報でした.それらのうちベスト10の論文と認められたものだけがBest Paper Awardに選出されます.受賞論文は次の通りです.

J. Xu, J. Ueda, S. Tanabe
Toward tunable and bright deep-red persistent luminescence of Cr3+ in garnets
J. Am. Ceram. Soc. 100, (2017) 4033-4044. DOI: 10.1111/jace.14942

許さんは今回の受賞によって,今年10月に米国Columbusで開催されるMaterial Science & Technology 2018国際会議(MS&T’18)で受賞講演に招待されています.

研究の概要:Toward tunable and bright deep-red persistent luminescence of Cr3+ in garnets
本研究ではガーネット構造を有するセラミックスの電子構造とCr3+イオンの結晶場を固溶体組成で制御することにより,バイオイメージングに有用な深赤色波長で励起光を遮断した後も光り続ける(長残光現象)を示す蛍光体を開発しました.本研究の成果は許さんの博士論文(2017年3月学位授与)の第9章としてもまとめられています.

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