稲葉瑛志さんが「第58回ドイツ語学文学振興会賞」を受賞しました

稲葉瑛志さん(現代文明構造論講座 2017年3月博士後期課程 研究指導認定退学)が、論文『「労働空間」と「広域」――30年代エルンスト・ユンガーとカール・シュミットの技術論と秩序構想』(『ドイツ文学』第154号掲載 2017年3月)により、2018年5月26日に第58回ドイツ語学文学振興会賞を受賞しました。

受賞論文はドイツの思想家エルンスト・ユンガーの30年代の技術論をカール・シュミットの政治思想に関連づけ、両者の過激な国家主義的思考が「全地球的」思考へと転換する過程を明らかにしたものです。1930年代ドイツに特有の技術とメディアの問題を軸に、戦間期における政治的な空間秩序の変容という思想史研究の大きな問題を解明した点が高く評価され、今回の受賞につながりました。

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