許健さん(田部研究室)が国際会議LCS2018でYoung Scientist Awardを受賞しました

 相関環境学専攻 物質相関論講座 田部研究室の学振博士研究員の許健さん(2017年博士課程修了)が、第14回Laser Ceramics Symposium国際会議(11/26-30,愛知県岡崎市 分子科学研究所にて開催)において口頭発表者として選抜され講演を行い、「Young Scientist Award」を受賞しました。参加者約100名の内、優秀な若手研究者1名と学生発表者1名が表彰され、許さんは若手部門で唯一の同賞受賞者でした。受賞対象となった講演は次の通りです。

J. Xu, J. Ueda, S. Tanabe,
"Fabrication and Persistent Luminescence Properties of Garnet Transparent Ceramics for White LED",
14th Laser Ceramics Symposium (LCS2018) (Okazaki, Nov 26-30, 2018) (Oral)

研究の概要: "Fabrication and Persistent Luminescence Properties of Garnet Transparent Ceramics for White LED"
LED照明は消費電力の低い青色LEDと黄色蛍光体を組み合わせて白色光を作り出す高効率な照明デバイスですが、ダイオードであるため一般家庭用電源の交流駆動に向いておらず、交流-直流変換器(AC/DC変換器)を必要とするという欠点がありました。田部研究室ではこれまでに青色光でエネルギーを蓄え、黄色で長時間残光を示すガーネット構造の蛍光体を開発してきました。本研究ではその材料を透光性セラミックスとすることで、より発光特性の優れた蛍光体とすることに成功しました。本研究で開発した材料を照明デバイスに利用することにより、AC/DC変換器なしで交流駆動時のチラツキ現象が抑制され、さらには災害停電時にも無給電で黄色く光り続ける非常灯としても使えるようになることが期待されます。

許さんのLCS 2018での研究発表の様子
Young Scientist Award賞状(許さん,LCS 2018)
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