堀口治子さん(平成18年 相関環境学専攻・物質機能相関論分野 修士課程修了)が日本セラミックス協会技術奨励賞を受賞しました

堀口治子さん(平成18年 相関環境学専攻・物質機能相関論分野の修士課程修了、現 日本板硝子株式会社)が日本セラミックス協会第73回(2018年度)技術奨励賞を受賞しました(日本セラミックス協会 功労賞、学術賞、進歩賞、技術賞、技術奨励賞受賞者)。受賞研究タイトルは「表面プラズモン共鳴を利用した光輝性無機顔料の開発」です。なお日本セラミックス協会2019年年会(工学院大学・新宿キャンパス)において、受賞講演が3月26日に予定されています(日本セラミックス協会 2019年年会 受賞講演)。

研究の概要: 「表面プラズモン共鳴を利用した光輝性無機顔料の開発」
色素などの有機物を用いた有色の光輝性顔料は鮮やかな発色を示しますが、耐久性や沈着性などの面で課題があります。一方、無機光輝性顔料では高彩度の発色を得るのが難しいことが知られています。このような問題に対して、堀口さんは、ガラスフレークを基体とし、金を用いた高彩度の光輝性無機顔料の開発に取り組み、金微粒子のプラズモン共鳴と酸化チタン/ガラスの干渉色を利用することで鮮やかな発色を示す赤・青・緑の光輝性顔料を得ることに成功しました。またこの光輝性顔料の彩度は、金微粒子の結晶性、分散性、金の発色と酸化チタン/ガラスの干渉色の影響を受けることを明らかにしました。

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