博士後期課程1回生の丁在瑛さん(藤田健一研究室)が第8回JACI/GSCシンポジウムにてポスター発表賞を受賞しました

相関環境学専攻 分子・生命環境論講座の博士後期課程1回生の丁在瑛さん(藤田健一研究室)が、6/24,25に東京国際フォーラムで開催されました第8回JACI/GSCシンポジウムにてポスター発表賞を受賞しました。本シンポジウムは、化学技術による技術革新を推進し、人類および社会に貢献することを目的に、グリーン・サステイナブル ケミストリーを基盤とする各種活動の一環として公益社団法人新化学技術推進協会が開催しているものです。丁さんの発表題目は「電子的及び立体的特性の異なるシクロペンタジエニル配位子を持つイリジウム錯体を用いた脱水素化反応」でした。

研究概要:「電子的及び立体的特性の異なるシクロペンタジエニル配位子を持つイリジウム錯体を用いた脱水素化反応」
 有機分子の触媒的脱水素化反応は、化学量論量(原料の分子と分子として同数)の酸化剤を必要としない環境調和性に優れた、原子効率の良い物質変換法です。脱水素化反応で副生する水素は次世代のエネルギー源として注目されており、この点からも重要な意義を持ちます。この背景から、高活性脱水素化触媒を開発することは重要な課題といえます。
 本研究では、当研究室において開発されてきた脱水素化用イリジウム触媒に含まれるシクロペンタジエニル配位子の影響について系統的に調査し、従来よりも高活性を示す触媒の開発に成功しました。
 この発見は、今後新しい脱水素化触媒を設計するための重要な指針を与えるものといえます。
丁在瑛さん ポスター発表賞 賞状

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