博士後期課程2回生の朴素暎さん(吉田寿雄研究室)が第38回光がかかわる触媒化学シンポジウムにて優秀ポスター賞を受賞しました

相関環境学専攻 物質相関論講座の博士後期課程2回生の朴素暎さん(吉田寿雄研究室)が令和元年(2019年)6月21日にトヨタ産業技術記念館で開催されました,第38回光がかかわる触媒化学シンポジウムにて優秀ポスター発表賞を受賞しました.朴さんの発表題目は"Anti-Markovnikov alkene hydroamination with aqueous ammonia by metal loaded titanium oxide photocatalyst"でした.

研究概要:"Anti-Markovnikov alkene hydroamination with aqueous ammonia by metal loaded titanium oxide photocatalyst"
 光触媒は,これまでの化学反応の常識を覆す可能性を秘めています.本研究で対象とした1級アミンは,様々な化合物を合成するための中間体として工業的にも非常に重要です.さてアルケンからアミンを合成することは,例えば金属錯体触媒を用いれば可能ですが,生成物におけるアミド基の位置選択性を制御して1級アミンを選択的に得ることは,これまでとても困難であるとされてきました.
 そのような難題を前にして,本研究では,金属添加酸化チタン光触媒と適切な溶媒を用いることによって,アルケンとアンモニア水から,高選択的に1級アミンを得ることに成功しました.もっとも単純なアンモニア分子を用いたアルケンのヒドロアミノ化を,高いアミン選択性とアミノ基の位置選択性をともないながら,高効率に達成できたのは世界で初めてのことです.
朴素暎さん 優秀ポスター賞 賞状

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