博士後期課程1回生の高見大地さん(吉田寿雄研究室)が第39回固体・表面光化学討論会にて優秀発表賞を受賞しました

令和2年11月14日にオンラインにて行われた第39回固体・表面光化学討論会において,相関環境学専攻 物質相関論講座の博士後期課程1回生の高見大地さん(吉田寿雄研究室)が優秀発表賞を受賞しました.高見さんの発表題目は「担持ロジウム触媒による可視・近赤外光照射下でのメタンドライリフォーミング反応」でした.

研究概要:「担持ロジウム触媒による可視・近赤外光照射下でのメタンドライリフォーミング反応」
大気中の二酸化炭素濃度の上昇が問題視され,二酸化炭素を有効利用するための技術開発が大いに期待されています.本研究で対象とするメタンドライリフォーミング反応は,メタンと二酸化炭素を触媒を用いて化学反応させて,利用価値の高い一酸化炭素と水素とを得ることができる反応です.本研究では,このメタンドライリフォーミング反応を進行させるために,従来の化石燃料由来の熱エネルギーではなく,クリーンなエネルギーである太陽光エネルギーによって触媒を直接加熱(光熱変換)して,高効率に進行させることを目指しています.今回はこの光熱変換メタンドライリフォーミング反応において,既報の触媒よりも高効率な担持ロジウム触媒の開発に成功しました.また,波長分散型X線吸収分光法(Dispersive XAS)により実際の触媒の温度を観測することにも成功しました.本研究の結果からより効率よく太陽光を利用するための方策が示唆され,今後の触媒設計における重要な指針となると期待されます.

高見大地さん 優秀発表賞 賞状

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