前田昌弘准教授が日本建築学会 Japan Architectural ReviewのBest Paper Award 2023を受賞しました

前田昌弘准教授(人間・環境学専攻 文化・地域環境講座)が日本建築学会のJapan Architectural ReviewのBest Paper Award 2023を受賞しました。受賞論文は「Acceptance and transformation of the housing “ladder” in slum resettlement projects in Colombo, Sri Lanka」で,スリランカのスラム再定住事業をテーマとしています。

同賞は,日本建築学会のオープンアクセス英文学術誌である Japan Architectural Review
(https://onlinelibrary.wiley.com/journal/24758876/)
に2023年に掲載された論文のなかから特に優れた論文に対して授与されたものです。

今回の前田准教授の論文は,スリランカ最大の都市であるコロンボのスラム再定住事業における住まいの変化を,居住空間の利用,住宅・土地の権利関係,住宅取引をめぐる社会関係に着目して分析したものです。この論文では,社会的・経済的移動の「梯子」としての住宅に対する居住者の応答をフィールドワークによって丹念に追いかけ,持ち家社会への転換をめざす近年のスリランカの住宅政策の受容と変容の様態を明らかにしています。

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人間・環境学研究科パンフレット 総合人間学部パンフレット
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