前田昌弘准教授が一般財団法人住総研の第23回研究・実践選奨を受賞しました
研究
2025年3月18日に前田昌弘准教授(人間・環境学専攻 文化・地域環境講座)が一般財団法人住総研の第23回 2025年度 研究・実践選奨を受賞しました。受賞研究のタイトルは『歴史的街並みが残る過疎地域の「住み継ぎ」に向けた環境像の共有:岡山県瀬戸内市牛窓地区における実践を通じて』です。
- 研究・実践選奨 | 顕彰 (一般財団法人 住総研 Webサイト)
同賞は,住まいに関する研究振興並びに研究活動の活性化に資することを目的として,『住総研 研究論文集・実践研究報告集』に掲載された論文の中から,明確な問題意識,学問領域を超えた多彩なメンバーによる研究チーム構成,具体的で豊富な調査,新しい事実の発見,研究成果の発展的広がりなどに優れたものに対して与えられます。
今回の前田准教授の論文は,瀬戸内の港町・牛窓を研究フィールドとして,近年進む街並みの空洞化および空き家等を活用した街の「住み継ぎ」に焦点を当てたものです。空き家活用の具体的な課題と支援方策の検討および街並みの価値の再発見と将来像の検討を,地元の住民や専門家,行政との共同による様々な実践・研究活動を通じて進め,その成果と提言をまとめています。
なお表彰式および記念講演会が2025年6月27日に行われる予定です。