令和6年度「人と社会の未来研究院若手出版助成」の募集について(通知)

 令和4年度から「人と社会の未来研究院」(以下「研究院」という)が発足し、それまで人間・環境学研究科において募集しておりました「人文・社会系若手研究者出版助成」事業は、研究院へ移行され、「人と社会の未来研究院若手出版助成」として実施されております。引き続き令和6年度も研究科から研究院へ推薦の申請をいたしますので、対象となる方は、期限までに速やかに応募願います。
なお、この事業は令和6年度の京都大学「人と社会の未来研究院若手出版助成」の経費により実施するもので、令和7年3月末までに出版を完了することが必須となります。

                         記

1.趣旨・目的
本学における修学等を経た若手研究者に対し、審査を終えた課程博士学位論文公表等に係る出版費用の助成を行い、高度な研究の推進と学問の発展を促すとともに若手研究者の育成支援を目指すことを目的とします。

2.助成対象申請資格
以下の(1)、(2)のいずれにも該当する者。
(1)若手研究者育成の観点から、原則として、令和5年度末で40才以下の研究者による著作であること。但し、特段の事情のある者についてはこの限りではありません。
(2)人文社会科学、又は文理融合領域において優れた研究成果をあげ、本研究科で博士学位を授与された者、若しくは令和6年3月31日までに学位授与見込みの者(学位を授与されなかった場合、助成はできません)。

3.出版助成金
1件につき100万円程度の見込みです。
※期限までに出版できない場合は、助成を取消し、経費の返還を求めます。

4.助成条件
(1)博士学位論文の出版に限る。但し、加筆修正による原稿の練磨を最大限に試みること。
出版に際しては、本助成「京都大学人と社会の未来研究院若手出版助成」を受けた旨、著書のいずれかの部分(内扉やあとがき、まえがき、謝辞等)に記して下さい。
(2)助成対象となる著書は、令和7年3月21日(金)までに出版されたものであること。
(奥付の発行年月日が令和7年3月31日以前であること)
(3)指定部数の出版物を令和7年3月21日(金)正午までに本学指定の提出場所に送付すること。提出部数(5部の予定)及び提出場所は助成決定後にお知らせします。
(4)出版社との事前の交渉は申請者本人が行うものとし、また推薦教員の助言を受けること。
(5)申請後、何らかの理由で助成を辞退する場合は速やかに申し出ること。

5.提出書類
①出版助成申請書(様式1)
②推薦書(様式2) : 推薦者は、人間・環境学研究科の現職教員に限ります。
③出版予定原稿2部(審査用) : 郵送(宅配便など)もしくは持参すること。
簡易製本されたもの。もしくはフラットファイルなどに綴じたものでも可。本年度、博士学位を取得する見込みの者は、出版予定原稿の提出締切日の段階で博士学位論文原稿を提出。
④著作の概要(様式3) : 2000字程度
⑤見積書(様式4)2枚組 (出版社からの保証について追記すること)
出版が可能な複数社の見積書を提出すること。発行部数は同じ条件にすること。
※①出版助成申請書、②推薦書、④著作の概要 及び ⑤見積書は、いったん電子データで提出してください。その後、捺印が必要な②推薦書、⑤見積書は、原本を郵送もしくは持参で提出してください。

   提出書類(様式1-4).zip

6.提出期限
①出版助成申請書(様式1)、②推薦書(様式2)、③出版予定原稿(審査用)2部、④著作の概要
令和5年12月22日(金)午後5時必着
⑤見積書(様式4)2枚組(出版の保証の追記をしたもの)
令和6年2月29日(木)午後5時必着

7.スケジュール
応募締め切り後、1次審査採択者には、3月下旬ごろを予定し連絡をいたします。その際に、「履歴書」「業績表」(各京大の様式あり)をご提出いただきます。
最終推薦選考結果は、令和6年6月中旬を目途に通知予定です。

8.提出先・問い合わせ先(問い合わせはEメールでお願いします)
〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
京都大学 大学院人間・環境学研究科 総務掛
令和6年度人文・社会系若手研究者出版助成担当
E-Mail:110publication@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

(参考)
過去の助成出版物:
総合人間学部 人間・環境学研究科ホームページ
若手研究者出版助成

人間・環境学研究科パンフレット 総合人間学部パンフレット
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