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学部構成

5学系による学部構成の意義

総合人間学部1号館吹抜

人間をめぐる現代の複雑な状況は、過去の人間について蓄積された叡智の上に、人間についての根源的、総合的理解を緊急に行う必要性を提起しています。このような必要性に応えるため、思想、社会、文化の3方面から人間の総体的な把握がなされねばなりません。この3側面から現代の人間を系統的に学ぶことによって、従来存在しなかった新しいタイプの人材を養成するため、人間科学系が設置されています。また今日、人間と機械の情報処理の問題を総合的に学ぶことは、焦眉の急務となっています。脳の機能とは何かから、人間の認知、行動発言、言語機能の探求、その基礎にある情報科学と数理科学にいたるまで深く学ぶために認知情報学系が設置されています。

世界のグローバル化が進む状況のなかで、西洋ならびに近代主義と、非西洋とその固有の文明を複眼的に捉えることが要請されています。近代主義を主として社会科学領域や歴史文化研究の側面から分析し、いち早く近代化した日本のあり方を検討するとともに、東アジアとの比較を行うことによって国際的で新しい文明の理念を構築するために、国際文明学系が設置されています。また世界各地の固有の民族性や地域性、人間にとって基本的な居住の視角から各文明の特質を解明し、文明相互の交流を理解するために文化環境学系が設置されています。

さらに自然を理解し、人間と自然の共生を保持するために、多様な自然現象を物理科学、物質科学、生物科学、地球科学的手法によって探求し、自然現象の構造や基本原理を明らかにする必要があります。自然科学の諸分野の基礎を学ぶとともに、自然と人間の共生関係を維持するための自然観・物質観念を養成するために自然科学系が設置されています。


以上 5 学系から総合人間学部・総合人間学科が構成され、それらのダイナミックな連携のもとでの教育と研究をめざしています。

沿革

平成 4年10月 総合人間学部設置
平成 5年 4月 総合人間学部第1期生入学
平成 9年 3月 総合人間学部第1期生卒業
平成15年 4月 1学科5学系に改編
組織改編により、大学院人間・環境学研究科へ教員組織を統合

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