研究科: 専攻等/講座 人間・環境学/共生世界
学部: 講座 (学系) 共生世界 (国際文明学系)
所属機関/部局
電子メール kikuchi.kyosuke.7x(at sign)kyoto-u.ac.jp
個人ページ
※ 学部の学系は令和5年度までの制度による組織での所属を表しています
No image

Message to the prospective students

◆進学希望の方へ
法哲学の研究をしています。私の主たる研究主題は法的思考の方法および思想ですが、これに縛られる必要は全くありません。何らかのかたちで法に関わる原理的・基礎的な問いを自らの関心によって立て、多彩な学問領域にアクセスできる環境を生かして研究の歩みを進めていく志をもつ方に広く開かれています。
なお、受験を予定・検討されている方は、お手数ですが事前にご連絡をお願いいたします。
研究分野 法哲学、法理学、法思想史
キーワード 法的推論、議論理論、自由法論、リーガル・リアリズム、法的レトリック、法と感情
研究テーマ 法的思考、とりわけ裁判における理由づけの方法とその意義について、理論的・思想史的に研究しています。
法実践はもとより、法に関する理論や思想においても、その背後には人間がいます。そのような視角から、過去の法思想や法理論を分析し、対話を試みていくことで、法の用い方、あり方、あるべき姿を考究することが大きなテーマです。私がこれまで研究してきた自由法論やリーガル・リアリズムなどは、概念や規範の体系に尽きない法の諸相を(人間的な面も含めて)多面的に把握する試みであると同時に、理論と実践を架橋する営みとして再定位できると考えています。
代表的著書,論文等 「決定の発生と法規範による理由づけ(一)(二・完)――ヘルマン・イザイの法的思考論」法学論叢184巻1号(2018年)81-114頁、185巻4号(2019年)32-57頁
「ルウェリンとドイツ――リーガル・リアリズム形成の一断面――」『法の理論42』(成文堂、2024年)25-50頁
「法的思考の分化と成熟を経て」『法哲学年報2023 法哲学の現在』(有斐閣、2024年)111-126頁
「ヴルツェルによる法的思考の投影理論――ルールの核心・周縁モデルを探訪する――」広島法科大学院論集21号(2025年) 65-106頁
「自由法論と法感情」橋本祐子、菅原寧格編『感情をめぐる法哲学と法思想』(信山社、2025年)239-267頁
所属学会,その他の研究活動等 日本法哲学会、日本法法社会学会、IVR日本支部
担当授業
  • 学部 国家社会法システム論IA・IB
    国家社会法システム論演習IA・IB
    基礎演習:法哲学
  • 大学院修士課程 法システム原論
    法システム原論演習
  • 大学院博士課程
  • 全学共通科目 日本国憲法
    法学
    思想と法
    ILASセミナー:法哲学
    法哲学基礎ゼミナール
経歴等 京都大学大学院法学研究科法政理論専攻博士後期課程修了。
京都大学大学院法学研究科特定助教、広島大学大学院法務研究科講師、同人間社会科学研究科実務法学専攻講師を経て、現職。

菊池 亨輔 (きくち きょうすけ)准教授へメールで連絡する

    (※本学の学生の皆さん: 授業関係の問い合わせについては,授業で指定の連絡方法があれば,そちらを使って下さい)




    ※ このアドレスはご連絡のために利用させていただきます.アドレスが誤っている場合はご連絡できなくなりますので,入力内容をよくご確認ください.






    This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

    人間・環境学研究科パンフレット 総合人間学部パンフレット
    English