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大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻に在籍中の学生による,研究内容や学生生活のご紹介です!

  • 共生社会環境論講座 浅野研究室 博士3回生
    松村実咲

    matsumura

    浅野研究室の松村実咲です.私の研究室では,「~の効果」や「~への影響」といった得体のしれないものを定量的に評価する計量技術を習得し,農業や環境,労働等に関して経済政策への応用を射程に入れた研究を行っています.

    この分野の研究の魅力は幅の広さだと思います.確率論等の数学から政策や制度の運用実態の細部に至るまで全てを把握する必要があり,その分各方面で多くのことを学ぶことが要求されるため,知的な刺激が尽きることはありません.もちろん,その道のりは容易ではなく,私の場合朝7時から夜9時まで研究室で過ごす日々です.

    浅野研究室の魅力は,私のような研究者を目指す学生をサポートする体制が整っていることです.いつでも先生や他の学生とアイデアを議論でき,必要なら本やソフトウェア,文房具なども揃えてくれるという理想的な環境なので,思う存分時間を自分自身への投資に使うことができます.たまのコンパも格安です(笑)プロの研究者を目指す方におすすめです!

  • 物質相関論講座 吉田寿雄研究室 博士2回生
    和田江美子

    wada

    私の所属する研究室では、環境調和型社会を目指した触媒の研究をしています。現在の有機合成は多段階プロセスであり、廃棄物を大量に生み出しています。私は光触媒を用いて、一段階で目的物を得られるような新しい有機合成ルートを構築することを目指して研究をしています。私の場合、一日の大半を研究室で過ごしますが、実験や参考資料の検索などをしているとすぐに一日が終わってしいます。

    研究室には留学生も数名在籍しており、ディスカッションや文献紹介などは英語で行います。英語に慣れていないと最初は戸惑いますが、徐々に抵抗がなくなり、語学力を磨くには良い環境だと考えています。先生とのディスカッションは月に数回あり、研究テーマごとに分かれて行っていますが、アイディアを得たり結果に対する考察を深めたりできるので有意義です。また、理論的に成果を説明する力を養うことができます。これ以外にも、ちょっとしたアイディアなどは、先生とあるいは学生同士でも随時相談しながら進めています。

    本研究科については、幅広い分野の専門家が集まっており、複合領域の研究が多いと感じます。実際に他の研究室の先生にお世話になっていますが、教科書だけでは得られない高度な知識を得ることができ、本研究科に所属することの利点であると思います。物質相関論講座は物理と化学を軸とした研究が主ですが、年に数回行われる研究科の行事を通じて自分の研究と全く異なる分野の方々と接することができ、テーマを広く展開しやすい環境にありますので、楽しく研究ができると思います。

  • 自然環境動態論講座 小木曽研究室 博士1回生
    近藤 望

    kondo

    小木曽研究室の近藤望です.私は,地球内部と地球の進化について研究しています.

    地球も,誕生から現在までずっと同じ姿だったわけではありません.高温で地表面がどろどろに融けていたとされる地球初期から,生命の誕生や全地球凍結など,たくさんの劇的な事件を経てきたと考えられています.

    そうした変化の際,地球内部では何が起こっていたのか,そして地球内部の様子が事件にどう関わっていたのかを知ることが研究の最大の目的です.そのために,事件の手がかりを残す石を野外から採取してきたり,地球内部の温度圧力を再現した実験を行ったりします.

    その辺に転がっている石や実験室での実験から,壮大な地球の謎に近付ける.それが,地球科学の醍醐味です.

    そして研究室の外に出れば,文理両方の分野の専門家が人・環には集まっています.さらに,多研究室の学生同士や,学生と先生の距離も近く,アットホームに交流ができる催しも盛んです.さまざまな分野の人と出会い,話し,常に新しい発見があることで,研究生活がとても彩り鮮やかなものになるでしょう.

    多くの視点と発見から,新しい自分の世界観・地球観を作ってゆける.こうした貴重な経験をしながら,面白い研究ができると思いますよ!

  • 物質相関論講座 森成研究室 博士1回生
    久保健治

    kubo

    森成研究室の久保健治です.私の所属している研究室では高温超伝導,固体中のDirac電子,BECを用いたブラックホールアナロジーなど物性物理学における様々な問題について理論的側面から研究を行っています.

    身の回りに存在する物質はすべて小さな粒子からできていて,それぞれの粒子は互いに力
    を及ぼし合いながら量子力学の方程式に従って運動します.実験や観察によってみられる
    物質の性質を,目に見えない電子や原子などの小さな粒子の視点から調べることによって
    ,物質内で何が起こっているかを理解することができます.森成研究室では解析的計算と
    コンピュータを用いた数値計算の両方を用いて物質の中で起こっている「物理」を調べて
    いきます.

    森成研究室の魅力は,早い段階から研究を行えるような環境が整えられていることです.
    各々の学生が研究テーマをもっており,必要な文献やコンピュータなどが揃えられていま
    す.研究を楽しもう!というのがモットーで,そのためのサポートもあるので毎日楽しく
    研究ができます.ぜひ皆さんも一緒に研究を楽しみましょう!

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