本専攻は、個体としての人間がどのような基本的な機能を持つかを解明しつつ、その人間が共同体をなして共生を目指す存在であることを解明する。前者は主に身体的・精神的諸機能の解明を目指す認知・行動科学研究領域、人間の数理的認識作用の体系化を目指す数理科学研究領域、人間の言語と知的メカニズムとの関係を明らかにする言語科学研究領域において取り組まれる。後者は、個人と共同体との相互規定的な関係を解明する人間社会論研究領域、人間の根源を問い直して共生の可能性を探る思想文化論研究領域、人間相互の共生に不可欠の言語の獲得と運用を教育との関連で究明する外国語教育論研究領域において取り組まれる。

育成を目指す人材像

共生人間学専攻では、「人間相互の共生」という視点に立ち、人間と環境の相関関係において人間の根源を探求しつつ、現代社会の具体的諸課題に取り組み、社会的要請に柔軟に応えられる研究者、指導者、実務者の養成を目指す。

  • 人間相互の共生に関する諸問題を高度な知識と先見性をもって解決できる実務家
  • 人間の根本問題を探究できる研究者・教育者
  • 高齢者のターミナル・ケア、 精神障害者や心身障害者のノーマライゼーション・インクルージョンに対して理論的・実践的に指導できる人材
  • 保育や教育の現場に対してはもちろん、保育行政や教育行政に対しても理論的・実践的に指導できる人材
  • 人間の認知・行動・学習・推論・言語のメカニズムや様々な身体機能を解明し、それを社会に展開できる研究者・教育者・実務者
  • 数学、情報学の研究・教育機関等で活躍できる人材
  • 外国語教育の研究・教育機関等で活躍できる人材
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