専攻/講座/分野 共生人間学/認知・行動科学/認知科学
総人学系 認知情報学
所属機関/部局
電子メール tsukiura.takashi.6c_at_kyoto-u.ac.jp
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Message to the prospective students

ヒトを対象とした認知神経科学的研究は、文系の考え方と理系のテクニックの両面が必要な学際的分野です。認知神経科学には、私たちの日常で感じる疑問に多くの研究の萌芽があり、まだ多くの未知の領域があります。ぜひこの研究分野に、文系・理系にとらわれない柔軟な発想をもった方がチャレンジしてくれることを期待しています。
研究分野 認知神経科学,神経心理学,認知心理学
キーワード fMRI,記憶,情動,加齢,社会的認知,顔
研究テーマ ヒトは,誕生から死までの間に多くのことを経験・学習し,それを利用しながら日々の生活を送っています.このような一連の過程が記憶であり,記憶は過去から現在,そして未来へと連なる私たち自身の意識をつなぐ最も重要な脳機能のひとつです.私たちの研究室では,このヒト記憶の脳内メカニズムに対して,文系と理系,基礎研究と臨床研究の学際的なバックグラウンドをもとに,脳機能イメージング(fMRIなど)や脳損傷患者への神経心理学的方法,実験心理学的方法等の多様な手法を組み合わせて研究を進めています.特に近年は,個人的に体験した出来事の記憶である「自伝的記憶」,「情動・感情」や「社会的認知(自己と他者,動機づけ,共感,報酬,期待など)」と記憶との関連,「時間情報の処理」における記憶の役割,記憶に対する「加齢の効果」,未来への記憶である「展望的記憶」,「顔の印象」と記憶との関連など,記憶とそれに関連する多彩な問題について,幅広く研究を進めています.
代表的著書,論文等 ・Yamawaki R., Nakamura K., Aso T., Shigemune Y., Fukuyama H., Tsukiura T. Remembering my friends: Medial prefrontal and hippocampal contributions to the self-reference effect on face memories in a social context. Human Brain Mapping, 2017, 38, 4256-4269.

・Shigemune Y., Tsukiura T., Nouchi R., Kambara T., Kawashima R. Neural mechanisms underlying the reward-related enhancement of motivation when remembering episodic memories with high difficulty. Human Brain Mapping, 2017, 38, 3428-3443.

・Kaneda T., Shigemune Y., Tsukiura T. Lateral and medial prefrontal contributions to emotion generation by semantic elaboration during episodic encoding. Cognitive, Affective, and Behavioral Neuroscience, 2017, 17, 143-157.

・Sugimoto H., Shigemune Y., Tsukiura T. Competing against a familiar friend: Interactive mechanism of the temporo-parietal junction with the reward-related regions during episodic encoding, NeuroImage, 2016, 130, 261-272.

・Shingaki H., Park P., Ueda K., Murai T., Tsukiura T. Disturbance of time orientation, attention and verbal memory in amnesic patients with confabulation, Journal of Clinical and Experimental Neuropsychology, 2016, 38, 171-182.

・Shigemune Y., Tsukiura T., Kambara T., Kawashima R. Remembering with gains and losses: Effects of monetary rewards and punishments on successful encoding activation of source memories, Cerebral Cortex, 2014, 24, 1319-1331.

・Tsukiura T., Shigemune Y., Nouchi R., Kambara T., Kawashima R. Insular and hippocampal contributions to remembering people with an impression of bad personality, Social Cognitive and Affective Neuroscience, 2013, 8, 515-522.
所属学会,その他の研究活動等 Society for Neuroscience, Cognitive Neuroscience Society, Organization for Human Brain Mapping, 日本神経科学学会,日本心理学会,日本神経心理学会,日本高次脳機能障害学会,日本ヒト脳機能マッピング学会,日本認知心理学会
担当授業
  • 学部 記憶神経科学ゼミA・B
    記憶機能論(隔年開講)
    記憶機能論演習(隔年開講)
    基礎演習:神経心理学
    心理学実験
    心理学研究法入門
  • 大学院修士課程 認知神経科学
    認知科学演習1
    認知・行動科学総合演習1・2
    共生人間学研究Ⅰ・Ⅱ
  • 大学院博士課程 共生人間学特別研究Ⅰ・Ⅱ
    認知科学特別演習1・2
    認知・行動科学特別セミナー
  • 全学共通科目 神経心理学Ⅰ・Ⅱ
    心理学Ⅰ
    ILASセミナー:神経心理学
    神経心理学基礎ゼミナール

経歴等 職歴
2017- 京都大学 人間・環境学研究科 教授(現職)
2011-2017 京都大学 人間・環境学研究科 准教授
2008-2011 東北大学 加齢医学研究所 准教授
2006-2008 Duke University (USA) 客員研究員
2001-2008 独立行政法人産業技術総合研究所 脳神経情報研究部門 研究員
2000-2001 日本学術振興会 特別研究員(DC2)

学歴
2001 東北大学医学系研究科博士課程(後期)修了 博士(障害科学)
1998 東北大学医学系研究科博士課程(前期)修了
1996 東北大学教育学部 卒業

受賞
2011 文部科学大臣表彰 若手科学者賞 受賞
2009 日本心理学会 国際賞(奨励賞) 受賞

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