専攻/講座/分野 共生人間学/認知・行動科学/身体機能論
総人学系 認知情報学
所属機関/部局
電子メール tatsuya(at)kuhp.kyoto-u.ac.jp
個人ページ Website
研究分野 運動生理学、運動生化学、糖尿病学
キーワード 運動、糖代謝、骨格筋、糖尿病、生活習慣病
研究テーマ  研究の主要テーマは「骨格筋代謝」である。骨格筋は体内最大の代謝器官であり、運動や摂食、体外環境に応じた代謝変化や、内分泌系、神経系、諸般の生理活性因子による代謝調節、脳・肝臓・脂肪組織など他臓器との相関など興味は尽きない。また、骨格筋代謝は、肥満症、2型糖尿病、動脈硬化症などの「生活習慣病」、「運動不足病」と呼ばれる一連の疾患や、加齢・老化との関連からも広く注目を受けている。学生が研究する具体的なテーマは、学生本人との十分な話し合いの上で決めるようにしている。
 習慣的な運動は、呼吸循環機能や筋力、柔軟性、バランス機能を向上させるのみならず、抗肥満効果、抗糖尿病効果、脂質代謝改善、降圧作用、インスリン感受性改善、心血管系疾患やがん発病率の低下などさまざまな臨床医学的効果を有する。基本的な研究方針は、運動がこれらの作用を惹起するメカニズムを、骨格筋を中心に据えて生化学・生理学的観点から解明すること、そして、これらの効果を効果的に誘導する運動方法を明らかにすることである。前者に関しては、収縮する骨格筋内で活性化されるAMP-activated protein kinaseとその糖・脂質・エネルギー代謝への影響を中心に実験動物や培養細胞を用いた検討を行っている。後者に関しては、骨関節障害や有疾患者などの「運動弱者」にも応用可能な手法(chair exercise形式での座位運動プログラムなど)や、日常生活中の身体活動(階段昇降など)の有用性を検討している。また運動に限らず、食品成分や薬剤、その他の生理的刺激の骨格筋代謝への影響も検討している。
代表的著書,論文等
所属学会,その他の研究活動等 日本内科学会(認定内科専門医)・日本糖尿病学会(専門医・研修指導医・学術評議員)・日本肥満学会(評議員)・日本内分泌学会(評議員)・分子骨格筋代謝研究会(事務局)等
担当授業
  • 学部
  • 大学院修士課程
  • 大学院博士課程
  • 全学共通科目
経歴等 昭和61年京都大学医学部卒業。京都大学医学部附属病院内科研修医、市立舞鶴市民病院内科勤務を経て、平成2年京都大学大学院第2内科(現内分泌・代謝内科)入学、糖尿病診療および糖尿病の運動療法、インスリンシグナル伝達経路に関する研究に従事、平成8年京都大学博士(医学)。その後、Harvard Medical School, Joslin Diabetes Centerポスドク、京都大学内分泌・代謝内科助手を経て、平成16年より人間・環境学研究科助教授、平成19年より准教授、平成24年より教授、現在に至る。全学的な役職として、学生総合支援センター 障害学生支援ルーム室長を兼務している。また医学部附属病院糖尿病・内分泌・栄養内科で糖尿病・運動療法外来を担当している。
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