専攻/講座/分野 相関環境学/分子・生命環境論/分子環境相関論
総人学系 自然科学
所属機関/部局
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Message to the prospective students

21世紀の有機化学・有機合成化学のキーワードの1つである「環境調和(グリーン)」を念頭におき、さまざまな機能を持つ有機分子を自在に、そして100%の選択性で作ることを目指して、分子変換反応の設計と開発を行っています。
さらに、低炭素社会におけるエネルギー源として期待の大きい水素の有効利用に貢献できる基礎技術の開発にも取り組んでいます。
研究分野 有機金属化学、有機合成化学、錯体触媒化学
キーワード 遷移金属錯体、触媒、グリーンケミストリー、水素貯蔵、高難度物質変換、ハイドロジェノミクス
研究テーマ 遷移金属化合物は有機化学反応において、しばしば触媒として用いられます。このとき、反応に関わる複数の分子が遷移金属中心に接近し、それらの間の反応の機会が増して反応が進行します。金属原子周辺の環境を、配位子を工夫してうまく制御することにより、特定の反応に対して選択的に働く触媒を作り出すことが可能になります。
当研究室では現在、遷移金属として主に9族金属(イリジウム等)をとりあげ、有機分子中のさまざまな結合切断と官能基化機能を持った新規錯体の合成と、その応用に関する研究を行っています。

1.水素移動反応を基軸とする環境調和型分子変換触媒系の開発
2.高難度分子変換を達成する高活性触媒の設計と新規機能性配位子の開発
3.高機能性錯体触媒を活用する有機ハイドライド水素貯蔵システムの開発
4.資源・エネルギー問題の解決に貢献する新しい水素製造法の開拓

代表的著書,論文等 "Reversible Interconversion between 2,5-Dimethylpyrazine and 2,5-Dimethylpiperazine by Iridium-Catalyzed Hydrogenation/Dehydrogenation for Efficient Hydrogen Storage" Angew. Chem. Int. Ed. 2017, 56, 10886.

"Hydrogen Production from a Methanol-Water Solution Catalyzed by an Anionic Iridium Complex Bearing a Functional Bipyridonate Ligand under Weakly Basic Conditions" Angew. Chem. Int. Ed. 2015, 54, 9057.

"Homogeneous Perdehydrogenation and Perhydrogenation of Fused Bicyclic N-Heterocycles Catalyzed by Iridium Complexes Bearing a Functional Bipyridonate Ligand" J. Am. Chem. Soc. 2014, 136, 4829.

"Dehydrogenative oxidation of alcohols in aqueous media using water-soluble and reusable Cp*Ir catalysts bearing a functional bipyridine ligand" J. Am. Chem. Soc. 2012, 134, 3643.

"Multialkylation of aqueous ammonia with alcohols catalyzed by water-soluble Cp*Ir-ammine complexes" J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 15108.

所属学会,その他の研究活動等 日本化学会(代議員)
有機合成化学協会
近畿化学協会(代議員、研修塾副塾頭)
先端錯体工学研究会
アメリカ化学会
担当授業
  • 学部 課題演習:分子の構造と機能
    フロンティア化学
    分子反応論
  • 大学院修士課程 分子変換環境論
    分子環境相関論演習
    相関環境学研究
  • 大学院博士課程 相関環境学特別研究
    分子・生命環境論特別セミナー
    分子環境相関論特別演習
  • 全学共通科目 基礎有機化学
    基礎化学実験
    探究型化学課題演習III
経歴等 1988年 京都府立莵道高等学校卒
1992年 京都大学工学部石油化学科卒
1997年 京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻博士課程修了

1997年 京都大学総合人間学部 助手
2002年 京都大学大学院地球環境学堂 助手
2004年 京都大学大学院人間・環境学研究科 助手
2006年 米国Yale大学化学科 博士研究員
2006年 京都大学大学院人間・環境学研究科 助教授
2006年 京都大学大学院地球環境学堂 助教授
2012年 京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授
2015年 京都大学大学院人間・環境学研究科 教授

2007年 有機合成化学協会 奨励賞受賞
2010年 中外製薬 研究企画賞受賞
2014年 宇部興産学術振興財団 学術奨励賞受賞
2015年 田中貴金属グループ MMS賞受賞
2017年 長瀬研究振興賞受賞
2018年 東ソー・環境エネルギー賞受賞
2018年 日本化学会 学術賞受賞
2019年 田中貴金属記念財団 奨励賞受賞

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(※本学の学生の皆さん: 授業関係の問い合わせについては,授業で指定の連絡方法があれば,そちらを使って下さい)




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