専攻/講座/分野 相関環境学/分子・生命環境論/分子環境相関論
総人学系 自然科学
所属機関/部局
電子メール hiroto.satoru.4a(at_mark)kyoto-u.ac.jp
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Message to the prospective students

◆研究室を目指す皆さんへ
有機化学の真に面白いところはやはり「実験」です。私達は「有機合成」を中心に未だ見ぬ機能・構造をもつ分子の創出を目指して、日々「実験」を行っています。是非、研究室を訪問し、体験してみてください。
2018年4月よりスタートした全く新しい研究室です。研究室の「デザイン」、「色」はまだ定まっていません。一緒に新たな研究室を「デザイン」し、最先端の研究を立ち上げていきませんか?研究室見学は随時受け付けていますので、まずは連絡ください。
研究分野 有機構造化学、有機合成化学
キーワード π共役分子、発光、キラリティー、環境応答性、超分子
研究テーマ               有機物に色があるのはなぜでしょう?

これには「π電子」が深く関わっています。このπ電子を含む分子は「π共役分子」と呼ばれ、多彩な光・電子物性を示します。π共役分子はうまく「デザイン」することで、発光色や優れた導電性など望みの物性を手に入れることができます。最近では有機ELや太陽電池、分子機械など最先端の材料へ発展し、産業的にも重要な化合物です。
 その中で、私たちは曲面・三次元構造をもつπ共役分子に着目し、研究を行っています。このような曲面構造は有機化学的に合成することがこれまで困難でした。しかし私たちは平面分子を曲面分子に変換できる手法を世界で初めて編み出し、それを基に様々な曲面分子を作り出しています。さらに、合成した曲面分子がこれまでの平面構造をもつ分子には見られない機能性を示すことを見出し、機能材料への応用を目指し研究を進めています。具体的な研究テーマとしては、

・ヘテロ元素を含む曲面π共役分子の創成と機能創出
・三次元分子を用いた環境応答性分子材料の創出

です。

詳しくはホームページをご覧下さい。
代表的著書,論文等 原著論文
“Reversible σ-Bond Formation in Bowl-Shaped π-Radical Cations: The Effects of Curved and Planar Structures”
H. Yokoi, *S. Hiroto, *H. Shinokubo
J. Am. Chem. Soc. 2018, in press. (doi: 10.1021/jacs.8b00798)

"Supramolecular assemblies of a nitrogen-embedded buckybowl dimer with C60"
H. Yokoi, *S. Hiroto, D. Sakamaki, S. Seki, and *H. Shinokubo
Chem. Sci. 2018, 9, 819-824.

"Nitrogen-embedded buckybowl and its assembly with C60"
H. Yokoi, Y. Hiraoka, *S. Hiroto, D. Sakamaki, S. Seki, and *H. Shinokubo
Nat. Commun. 2015, 6, 8215.

"Synthesis of Highly Twisted and Fully π-Conjugated Porphyrinic Oligomers"
S. Ito, *S. Hiroto, S. Lee, M. Son, I. Hisaki, T. Yoshida, *D. Kim, *N. Kobayashi, and *H. Shinokubo
J. Am. Chem. Soc. 2015, 137, 142-145.

"Synthesis of Highly Distorted π-Extended [2.2]Metacyclophanes by Intermolecular Double Oxidative Coupling"
Y. Koyama, *S. Hiroto, and *H. Shinokubo
Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, 5740-5743.

"Intermolecular Oxidative Annulation of 2-Aminoanthracenes to Diazaacenes and Aza[7]helicenes"
K. Goto, R. Yamaguchi, *S. Hiroto, H. Ueno, T. Kawai, and *H. Shinokubo
Angew. Chem. Int. Ed. 2012, 51, 10333-10336.
所属学会,その他の研究活動等 日本化学会
米国化学会
高分子学会
基礎有機化学会
近畿化学協会
有機合成化学協会
応用物理学会
担当授業
  • 学部 分子構造機能論演習B
  • 大学院修士課程 分子環境影響論2
  • 大学院博士課程
  • 全学共通科目 基礎有機化学I
    基礎有機化学II
    有機化学演習A
    有機化学演習B
    基礎化学実験
経歴等 学歴
平成12年3月 ラ・サール高等学校 卒業
平成16年3月 京都大学理学部卒業
平成18年3月 京都大学大学院理学研究科化学専攻 修士課程 修了
平成21年3月 京都大学大学院理学研究科化学専攻 博士後期課程 修了 (博士(理学)取得)

職歴
平成19年4月〜平成21年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
平成21年4月〜平成30年3月 名古屋大学大学院工学研究科 助教
平成27年8月〜平成28年2月 米国ヴァージニア大学 訪問研究員
平成30年4月〜 京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授

受賞歴
平成18年 第53回有機金属化学討論会 ポスター賞
平成27年 第29回日本化学会若い世代の特別講演証
平成28年 第7回丸山記念研究奨励賞
平成28年 日本化学会第96春季年会 優秀講演賞(学術)
平成29年 平成28年度 有機合成化学協会 研究企画賞
平成29年 平成28年度 名古屋大学 赤﨑賞
平成29年 第66回日本化学会進歩賞
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