専攻/講座/分野 相関環境学/自然環境動態論/地球環境動態論
総人学系 自然科学
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研究室を目指す皆さんへ

全学共通科目の地球科学系基礎科目(基礎地球科学A/ B・地球科学実験など)は履修していただきたいと思います.偶然の出会いを楽しめる方,様々な分野の多様な事象に興味がある方,特に「人」と「ものづくり」に興味がある方を歓迎いたします.
研究室のモットーは「小さなウソになれるな」「取り返しのつく失敗はどんどんしろ」「多様性をもちつづけろ」「前例はつくるもの」です.前例が無いから・・ではなく,前例というのは誰かがつくってくれたもの.私たちも良い前例をつくっていきたいと思っているところです.みなさんも,新しい世界に挑戦していってほしいと思っています.

私自身は大学入学は工学部系でしたが,地球科学の古生物学へ転向し,有孔虫という海の単細胞生物を用いた環境解析を専門としました.その後,博物館勤務を経て地球化学との融合分野で博士の学位を取得し,大学・研究所で7年,高等専門学校(化学科)で8年勤務した後,2020年に本学に着任しました.もう何が専門なのだか,何者なのかもわかりません.大学時代は探検部・美術部に所属するなど二面性を持つAB型,まあそう言う人なのかも知れません.でも安定同位体比分析の特定分野では世界一を独走しており,皆さんと楽しみながら研究も人生も歩みを進めたいと考えているようです.みなさんに良い出会いがありますように!
研究分野 古生物学・地球化学
キーワード 微古生物学,有孔虫,安定同位体,機器開発,魚類耳石
研究テーマ 安定同位体比,特にサンゴや貝に代表されるような炭酸カルシウム(CaCO3)の炭素と酸素を用いた環境解析が専門です.古生物学・地球化学をベースとしますが,最近は「お魚の研究」,魚類の回遊経路の詳細解明と水産資源の保全に関連する研究がメインになっています.一連の研究は分析技術と分析機器(ハードウェアとソフトウェア)の開発を基盤として,応用研究では古生物学・水産学・環境解析学・地質学・生物学など,国内外の多分野にわたる研究機関と共同研究を推進しています.
代表的著書,論文等 Nakamura, M., Yoneda, M., Ishimura, T., Shirai, K., Tamamura, M. and Nishida, K., Temperature dependency equation for chub mackerel (Scomber japonicus) identified by a laboratory rearing experiment and microscale analysis. Marine and Freshwater Research.
Ujiie, U., Kimoto, K., Ishimura, T. Advanced approach to analyzing calcareous protists for present and past pelagic ecology: comprehensive analysis of 3D-morphology, stable isotopes, and genes of planktic foraminifers. PLoS ONE. DOI: 10.1371/journal.pone.0213282 2019年3月
Sakamoto, T., Komatsu, K., Shirai, K., Higuchi, T., Ishimura, T., Setou, T., Kamimura, Y., Watanabe, C., and Kawabata, A. Combining micro-volume isotope analysis and numerical simulation to reproduce fish migration history. Methods in Ecology and Evolution. DOI: 10.1111/2041-210X.13098
伊藤進一・船本鉄一郎・志田修・上村泰洋・高橋素光・白井厚太朗・樋口富彦・小松幸生・横井孝暁・坂本達也・Guo Chen-ying・石村豊穂. 気候変動が水産資源の変動に与える影響を理解する上での問題点と今後の展望. 海の研究 2(71) 59-73 2018年1月
Nishida, K. and Ishimura, T. Grain-scale stable carbon and oxygen isotopic variations of the international reference calcite, IAEA-603. Rapid Communications in Mass Spectrometry 2017年9月
Sakamoto, T., Komatsu, K., Yoneda, M., Ishimura, T., Higuchi, T., Shirai, K., Kamimura, Y., Watanabe, C., Kawabata, A. Temperature dependence of d18O in otolith of juvenile Japanese sardine: laboratory rearing experiment with micro-scale analysis. Fisheries Research
Takagi, H., Moriya, K., Ishimura, T., Suzuki, A., Kawahata, H., and Hirano, H., 2016. Individual migration pathways of modern planktic foraminifers: Chamber-by-chamber assessment of stable isotopes. Paleontological Research, doi:10.2517/2015PR036.
Kitagawa, T., Ishimura, T., Uozato, R., Shirai, K., Amano, H., Shinoda, A., Tsunogai, U., and Kimura, S. 2013. Validity of otolith δ18O of Pacific bluefin tuna (Thunnus orientalis) as an indicator for ambient environment. Marine Ecology Progress Series. 481. 199–209. doi: 10.3354/meps10202
Ishimura, T., Tsunogai, U., Hasegawa, S., Nakagawa, F., Oi, T., Kitazato, H., Suga, H., Toyofuku, T. 2012. Variation in stable carbon and oxygen isotopes of individual benthic foraminifera: tracers for quantifying the magnitude of isotopic disequilibrium. Biogeosciences. 9, 4353-4367, doi:10.5194/bg-9-4353-2012
Ishimura, T. Tsunogai, U., Nakagawa, F. 2008. Grain-scale heterogeneity of the stable carbon and oxygen isotopic compositions in international standard calcite materials (NBS19, NBS18, IAEA-CO-1, and IAEA-CO-8). Rapid Communications in Mass Spectrometry. 22, 1925–1932. DOI: 10.1002/rcm.3571
Ishimura, T., Tsunogai, U., and Gamo, T., Stable carbon and oxygen isotopic determination of sub-microgram quantities of CaCO3 to analyze individual foraminiferal shells. Rapid Communications in Mass Spectrometry. 18. pp 2883-2888. DOI: 10.1002/rcm.1701. 2004.
所属学会,その他の研究活動等 Cushman Foundation
American Geophysical Union
地球環境史学会
日本古生物学会
日本地球惑星科学連合
日本地球化学会
日本地質学会
担当授業
  • 学部 地球科学演習A・B
    課題演習:地球科学A・B
    自然科学特別ゼミナールI・IIA・IIB
  • 大学院修士課程 相関環境学研究I 
    相関環境学研究II 
    地球環境物質学(表層)演習1
    地球環境物質学(表層)演習2
  • 大学院博士課程 相関環境学特別研究I・II
    自然環境動態論特別セミナー
    地球環境動態論特別演習1・2
  • 全学共通科目 基礎地球科学A・B
    地球科学実験
    探求型地球科学課題演習
経歴等 2020.4〜 現在 京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授
2012.11〜2014.3 (独)海洋研究開発機構・招聘研究員
2012.8〜 現在 (独)産業技術総合研究所・外来研究員
2012.7 国立高等専門学校機構・茨城工業高等専門学校・准教授
2012.4 北海道大学創成研究機構・博士研究員
2009.4 産業技術総合研究所・地質情報研究部門・派遣研究員/特別研究員
2005.4 北海道大学大学院理学研究院・学術研究員/博士研究員
2005.3 北海道大学大学院理学研究科博士課程 同上修了 博士(理学)
1999.4 北海道中川町自然誌博物館 調査研究員
1999.3 北海道大学大学院地球環境科学研究科修士課程修了
1997.3 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業
1993.3 北海道立札幌南高等学校卒業

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