専攻/講座/分野 相関環境学/物質相関論/物質物性相関論
総人学系 自然科学
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Message to the prospective students

研究室を目指すみなさんに
まだ誰も見たことのない物質や物理現象を発見し、その謎解きをする楽しさを共に味わいましょう。
研究分野 表面科学、ナノサイエンス、低次元物質科学
キーワード トンネル顕微鏡、トンネル分光、表面磁性、低次元物質
研究テーマ 走査トンネル顕微鏡・顕微分光を使って、固体表面を舞台にした「(1)分子磁性と強相関量子物性研究」、「(2)新奇低次元新物質の開拓研究」を行なっています。超高真空(10-9Pa)極低温(4K)における実験研究です。第一原理計算や多体物性理論の先生方とも共同して研究を進めています。
研究(1)では、一つの分子のスピン検出、分子スピンとスピン軌道相互作用による磁気異方性、分子スピンと固体表面の伝導電子が絡み合った近藤効果、近藤効果を起こす磁性分子が規則的に配列した低次元近藤格子などについて研究を進めています。
研究(2)では、固体表面に創成したグラフェン、グラフェンナノリボン、Si原子からできたハニカム単原子層シリセン(グラフェンの親戚ですが、自然界に存在しない全く新しい物質です)、素粒子の一つであるワイル粒子として振る舞う電子がいると言われているワイル半金属物質(具体的には、遷移金属カルコゲナドの仲間であるMoTe2やWTe2)などを研究対象に、トンネル顕微鏡による構造決定と顕微分光による電子状態の解明を進めてます。
代表的著書,論文等 “プローブ顕微鏡による原子・分子操作”, 現代化学2月号(No. 563)p. 26 (2018).
“Visualizing Type-II Weyl Points in Tungsten Ditelluride by Quasiparticle Interference”, ACS Nano 11, 11459 (2017).
“Single Molecule Quantum Dot as a Kondo Simulator”, Nat. Commun. 8, 16012 (2017).
“Model Hamiltonian Approach to Magnetic Anisotropy of Iron Phthalocyanine on Solid Surface”, Phys. Rev. B 94, 205402 (2016).
“Surface Phonon Excitation on Clean Metal Surfaces in Scanning Tunneling Microscopy”, Phys. Rev. B 93, 085411 (2016).
“Ag基板に成長させたシリセンの幾何構造と電子状態” 固体物理 51, p.357 (2016).
“Silicene on Ag(111): Geometric and Electronic Structures of a New Honeycomb Material of Si” (review article), Prog. Surf. Sci. 90, 1 (2015).
“Substrate-Induced Symmetry Breaking in Silicene”, Phys. Rev. Lett. 110, 076801 (2013).
“Symmetry-Driven Novel Kondo Effect in a Molecule”, Phys. Rev. Lett. 109, 086602 (2012).
“Evolution of Kondo Resonance from a Single Impurity Molecule to the Two-Dimensional Lattice”, Phys. Rev. Lett. 106, 187401 (2011).
“Adsorption-Induced Switching of Magnetic Anisotropy in a Single Iron(II) Phthalocyanine Molecule on Oxidized Cu(110) Surface”, Phys. Rev. Lett. 102, 167203 (2009).
所属学会,その他の研究活動等 日本物理学会、日本表面真空学会、日本応用物理学会、日本化学会
担当授業
  • 学部 課題演習:(物理科学)表面構造解析
  • 大学院修士課程 低次元物質科学論1
  • 大学院博士課程
  • 全学共通科目 物理学基礎論A、力学続論、物理学実験
経歴等 京都大学理学研究科化学専攻で博士を取得後、理化学研究所で奨励研究生、京都大学理学研究科助手、総合研究大学院大学助教授、東京大学新領域創成科学研究科助教授・准教授を経て現在に至る。

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