研究分野	微古生物学（石灰質ナノ化石），地質学，層序学，地球化学，古海洋学
キーワード	石灰質ナノ化石，有孔虫，生層序，安定同位体，古海洋
研究テーマ	過去の地球環境を詳細に復元することで，当時の古気候変動との関係を理解し，気候システムを明らかにすることを目指しています．現在は北西太平洋海域を対象とし，石灰質ナノ化石，有孔虫化石の酸素同位体比の分析を用いて，古海洋環境の復元を進めています．また，北西太平洋海域における石灰質ナノ化石の標準年代尺度の構築にも取り組んでいます．
代表的著書，論文等	Kuwano, D., Tsuchiya, Y., Kameo, K., Hayashi, H., Kubota, Y., Mantoku, K., Oura, Y., 2022. Early Pleistocene (Marine Isotope Stage 40–36) paleoceanography in the northwestern Pacific: Evidence from faunal and oxygen isotope analyses of planktonic foraminifera. Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology, 592, 110873. https://doi.org/10.1016/j.palaeo.2022.110873 Kuwano, D., Kubota Y., Mantoku, K., Kameo, K., 2021. Oxygen isotope stratigraphy and calcareous nannofossil biostratigraphy of the Lower Pleistocene in the Boso Peninsula, central Japan. Stratigraphy, 18, 103–121. https://doi.org/10.29041/strat.18.2.02 Kameo, K., Kuwano, D., Tashiro, M., 2021. Data report: Calcareous nannofossil biostratigraphy of Lower Pleistocene in Holes C0002K and L, IODP Expedition 338, the Nankai Trough Seismogenic Zone Experiment. Proceedings of the Integrated Ocean Drilling Program, vol. 338. https://doi.org/10.2204/iodp.proc.338.208.2021
所属学会,その他の研究活動等	日本地質学会（2022年6月〜理事） 日本地球惑星科学連合 日本古生物学会 地球環境史学会 The International Nannoplankton Association (INA)
担当授業	学部 地球科学実験 大学院修士課程 大学院博士課程 全学共通科目
経歴等	2014. 3 福島県立橘高等学校 卒業 2018. 3 千葉大学 理学部 地球科学科 卒業 2020. 3 千葉大学大学院 融合理工学府 地球環境科学専攻 地球科学コース 博士前期課程 修了 2023. 3 千葉大学大学院 融合理工学府 地球環境科学専攻 地球科学コース 博士後期課程 修了 博士（理学） 2023. 4 千葉大学大学院 理学研究院 地球科学部門 日本学術振興会 特別研究員PD 2023. 9 京都大学大学院 人間・環境学研究科 特定助教