研究科: 専攻等/講座 |
人間・環境学/人間・社会・思想 |
学部: 講座 (学系) |
人間・社会・思想 (人間科学系)
|
所属機関/部局 |
|
電子メール |
(※下記の「◆メール連絡の際の注意事項」をご確認の上、さらにその下のメールフォームからご送信ください。)Please use the mail form below. |
個人ページ |
Website |
※ 学部の学系は令和5年度までの制度による組織での所属を表しています
Message to the prospective students
◆研究室ウェブサイトについて
・ 下記に、研究室のウェブサイトを開設しています。研究内容などについて詳しくお知りになりたい場合にご参照ください。
https://psy.h.kyoto-u.ac.jp/
◆メール連絡の際の注意事項
〔本学学生・大学院生へ(講義・演習の履修、試験、単位認定等について)〕
・ 下記の事柄に関するメールの送信はご遠慮ください。
1)履修に関する相談(➔担当部署(教育院や学部教務掛)にお問い合わせください)
2)講義資料の希望(➔対応していません)
3)単位認定の相談(➔対応していません)
4)追試験などの申請(➔担当部署(教育院)にお問い合わせください。学部科目として履修している場合は学部教務掛に連絡して追試験を必要とする理由を記録してもらってください)
5)卒業論文・修士論文等で用いるアンケート調査の依頼(➔対応していません)
〔卒業論文等の作成について〕
・ 卒業論文等の作成のためのゼミは「精神病理学・精神分析学演習A・B」/「人間形成論演習1」「生成無意識論1・2」という名称で学部科目/大学院科目として開講していますので、そちらでご相談ください。
・ 卒業論文は、フロイト、クライン、ウィニコット、ラカンなどの精神分析家、あるいはヤスパース等の精神病理学者の著作や論文(一次文献)についての文献研究を基本とします。
・ 一次文献については自主ゼミや講読演習等を通じた精読が、さまざまな二次文献(研究論文や解説書等)については多読が重要です。
・ 卒論指導を希望する方には、三回生前期で発表をお願いしています(万が一、希望者多数の場合はそこで選考します)。
〔研究上の相談について〕
・ 総合人間学部および人間・環境学研究科の方以外からも、研究上の相談を受け付けています。メールフォームから書いたものを送っていただければ、対応できる場合はお返事致します。
・ ただし、卒業論文・修士論文等で用いるアンケート調査の依頼はご遠慮ください。
・ 研究室と関係する独自の読書会なども開催していますので、詳しく勉強したい方はそちらにもご参加ください。
〔原稿・取材などを依頼されたい方へ〕(2024年9月6日現在)
・ 原稿・取材依頼については、メールフォームからご相談ください。
・ 2024/2025年度は、書籍などの大きいものは難しい可能性が高いです。
・ 新たな原稿は、2024年12月以降締め切りならお引き受け可能な場合があります(すでにコンタクトのある媒体の場合は、適宜お問い合わせください)。
〔講演などを依頼されたい方へ〕
・ 講演依頼については、メールフォームからご相談ください。
・ 精神病理学についてのレクチャー(研修)等は、積極的にお引き受けしております。
・ 他の研究室メンバーへの講演依頼も、同じメールフォームからご相談ください。
〔一般の方へ〕
・ 精神疾患の当事者やそのご家族からの臨床的な相談は、大学では受け付けておりません。
・ 頂いたご相談に関してお返事ができず恐縮ですが、どうかご理解のほどよろしくおねがいいたします。
〔大学院の受験・留学、および研究生としての出願を検討されている方へ〕
・ 研究室ウェブサイトの「研究室について」のページをご参照の上、メールフォームからご相談ください。
・ 精神病理学を研究したい医学部生や研修医の方のからの進路相談も受け付けています(それなりにお声掛けをいただきますので、あなたは一人ではありません)。
〔科目等履修生としての出願をご希望の方へ〕
・ 毎年締め切り直前に多数のご連絡や面会の依頼をいただき処理できないため、あらかじめ面識のある方のみ対応させていただきます。ご了承下さい。
〔京都(ならびに関西地域)で臨床をされている方へ〕
・ 当研究室は、医師や心理職やコメディカルとして研鑽を積まれている方にも開かれています。
・ 臨床素材や日々の臨床実践のなかでの気づきから論文を書きたいと思っている方は、ご相談ください。
・ 臨床家向けの勉強会の機会をもっていますので、興味のある方はメールフォームからご連絡ください。
研究分野 |
精神病理学、精神分析学、精神医学史、病跡学、フランス現代思想 |
キーワード |
ジークムント・フロイト、ジャック・ラカン、精神病理学、精神分析 |
研究テーマ |
ドイツ・フランスの精神病理学、およびジークムント・フロイトやジャック・ラカンをはじめとする精神分析理論を基盤として、言語的存在かつセクシュアリティと関わる存在としての人間に生じうる様々な症状や創造性や社会病理の解明を目指しています。精神病理学や精神分析理論の他に、それらの関連領域であるかぎりでの哲学・思想、精神病理学や精神分析理論が発展してきた歴史の解明を目指す精神医学史、精神の病と芸術作品や時代病理などの関係を問う病跡学などの、人文科学と精神医学の中間領域に属する複数の分野を射程に入れた研究を行っています。 |
代表的著書,論文等 |
『コモンの「自治」論』(共編、集英社、2023年)
『精神症状の診かた・聴きかた : はじめてまなぶ精神病理学』(共編、金剛出版、2021年)
『ハンズ 手の精神史』(共訳、左右社、2020年)
『現実界に向かって ジャック=アラン・ミレール入門』(単訳、人文書院、2020年)
『メンタルヘルス時代の精神医学入門:こころの病の理解と支援』(共編、ミネルヴァ書房、2020年)
『メンタルヘルスの理解のために——こころの健康への多面的アプローチ』(共編、ミネルヴァ書房、2020年)
『心の病気ってなんだろう?』(平凡社、2019年)
『創造と狂気の歴史——プラトンからドゥルーズまで』(講談社、2019年)
『症例でわかる精神病理学』(誠信書房、2018年)
『〈つながり〉の現代思想——社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析』(共編、明石書店、2018年)
『享楽社会論――現代ラカン派の展開』(人文書院、2018年)
『ラカニアン・レフト――ラカン派精神分析と政治理論』(共訳、岩波書店、2017年)
『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社、 2015年)
『症例に学ぶ精神科診断・治療・対応』(金原出版、 2015年、共著)
『労働と思想』(堀之内出版、2015年、共著)
『ニュクス』第1号(堀之内出版、2015年、編集主幹)
『天使の食べものを求めて―拒食症へのラカン的アプローチ』(三輪書店、2012年、分担執筆)
『現代精神医学事典』(弘文堂、2011年、分担執筆) |
所属学会,その他の研究活動等 |
日本精神神経学会、日本精神病理学会、日本ラカン協会、日本精神医学史学会、日本病跡学会、日仏哲学会、日本精神分析学会、日本精神分析的心理療法フォーラム |
担当授業 |
-
学部
精神病理学・精神分析学
精神病理学・精神分析学演習A・B
-
大学院修士課程
生成無意識論2
人間形成論演習1
-
大学院博士課程
-
全学共通科目
精神病理学Ⅰ・Ⅱ
精神分析Ⅰ・Ⅱ
精神分析学
精神病理学・精神分析学講読演習
行動病理学Ⅱ
|
経歴等 |
1983年、高知県生まれ。2008年3月、高知大学医学部医学科を卒業。2008年4月から2010年3月まで、自治医科大学附属病院初期臨床研修医。2010年4月より、自治医科大学精神医学講座に入局し、後期研修医として主任教授・加藤敏のもとで精神病理学を学ぶ。2011年7月、日本統合失調症学会一般演題奨励賞を受賞。2015年3月、自治医科大学大学院医学研究科修了、博士(医学)。2015年4月より、自治医科大学精神医学講座助教。2016年4月より、現職。
|