松本 卓也 (まつもと たくや)准教授
専攻/講座 | 人間・環境学/人間・社会・思想 |
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総人学系 | 人間科学 |
所属機関/部局 | |
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個人ページ | Website |

研究分野 | 精神病理学、精神分析学、精神医学史、病跡学、フランス現代思想 |
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キーワード | ジークムント・フロイト、ジャック・ラカン、精神病理学、精神分析 |
研究テーマ | ドイツ・フランスの精神病理学、およびジークムント・フロイトやジャック・ラカンをはじめとする精神分析理論を基盤として、言語的存在かつセクシュアリティと関わる存在としての人間に生じうる様々な症状や創造性や社会病理の解明を目指しています。精神病理学や精神分析理論の他に、それらの関連領域であるかぎりでの哲学・思想、精神病理学や精神分析理論が発展してきた歴史の解明を目指す精神医学史、精神の病と芸術作品や時代病理などの関係を問う病跡学などの、人文科学と精神医学の中間領域に属する複数の分野を射程に入れた研究を行っています。 |
代表的著書,論文等 | 『ハンズ 手の精神史』(共訳、左右社、2020年) 『現実界に向かって ジャック=アラン・ミレール入門』(単訳、人文書院、2020年) 『メンタルヘルス時代の精神医学入門:こころの病の理解と支援』(共編、ミネルヴァ書房、2020年) 『メンタルヘルスの理解のために——こころの健康への多面的アプローチ』(共編、ミネルヴァ書房、2020年) 『心の病気ってなんだろう?』(平凡社、2019年) 『創造と狂気の歴史——プラトンからドゥルーズまで』(講談社、2019年) 『症例でわかる精神病理学』(誠信書房、2018年) 『〈つながり〉の現代思想——社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析』(共編、明石書店、2018年) 『享楽社会論――現代ラカン派の展開』(人文書院、2018年) 『ラカニアン・レフト――ラカン派精神分析と政治理論』(共訳、岩波書店、2017年) 『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社、 2015年) 『症例に学ぶ精神科診断・治療・対応』(金原出版、 2015年、共著) 『労働と思想』(堀之内出版、2015年、共著) 『ニュクス』第1号(堀之内出版、2015年、編集主幹) 『天使の食べものを求めて―拒食症へのラカン的アプローチ』(三輪書店、2012年、分担執筆) 『現代精神医学事典』(弘文堂、2011年、分担執筆) |
所属学会,その他の研究活動等 | 日本精神神経学会、日本精神病理学会、日本ラカン協会、日本統合失調症学会、精神医学史学会、日本病跡学会、日仏哲学会、日本精神分析学会 |
担当授業 |
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経歴等 | 1983年、高知県生まれ。2008年3月、高知大学医学部医学科を卒業。2008年4月から2010年3月まで、自治医科大学附属病院初期臨床研修医。2010年4月より、自治医科大学精神医学講座に入局し、後期研修医として主任教授・加藤敏のもとで精神病理学を学ぶ。2011年7月、日本統合失調症学会一般演題奨励賞を受賞。2015年3月、自治医科大学大学院医学研究科修了、博士(医学)。2015年4月より、自治医科大学精神医学講座助教。2016年4月より、現職。 |