佐野 宏 (さの ひろし)教授
研究科: 専攻等/講座 | 人間・環境学/東アジア文明 |
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学部: 講座 (学系) | 東アジア文明 (国際文明学系) |
所属機関/部局 | |
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個人ページ |

研究分野 | 国語学(古代語) |
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キーワード | 日本語史、表記史、文体史、文法史、上代文学 |
研究テーマ | 8世紀を中心とする古代日本文学を対象として、表記史や文体史、文法史といった国語学の諸問題について考察を行っている。現在は、万葉集の歌体研究及び用字法のあり方と、古代日本語の表記体の形成について考察を進めている。「日本語の表記体史」という課題があり、漢字という文字の表記体という問題、あるいは漢字字体の規範形成といった問題についても考察を行っている。その一方で、古事記、日本書紀、風土記の注釈研究とともに、万葉集を中心とした古代和歌及び記紀歌謡の研究を行っている。 |
代表的著書,論文等 | 佐野宏[2005.7]「萬葉集の字余りと脱落想定表記―句内属性と定型に対する共通了解の観点から―」(『萬葉』193号pp1-45) 佐野宏[2007.11]「「歌」を書くための条件について」(『国語と国文学』84巻11号、pp24-36) 佐野宏[2010.12]「萬葉集の唱詠と定型の枠組み―「定型」の変遷について―」(『萬葉集研究』31集、塙書房 pp79-154) 佐野宏[2015.4]「萬葉集における表記体と用字法について」(『国語国文』84巻4号、pp161-181) 佐野宏[2019.5](毛利正守監修『上代学論叢』和泉書院、pp415-537, 2019) 佐野宏[2021.3]「雄略天皇御製歌―文脈付帯語の形成について―」(『古代文学』60、pp25-42) 佐野宏[2023.4]「字音語」についての覚書」(『京都大学国文学論叢』48、pp79-103) |
所属学会,その他の研究活動等 | 萬葉学会 編輯委員 国語語彙史研究会 編輯委員 日本語学会 訓点語学会 上代文学会 |
担当授業 |
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経歴等 | 大阪市立大学大学院 文学研究科 後期博士課程(国文学専攻)修了 博士(文学) |