吉江 崇 (よしえ たかし)教授
研究科: 専攻等/講座 | 人間・環境学/東アジア文明 |
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学部: 講座 (学系) | 東アジア文明 (国際文明学系) |
所属機関/部局 | |
電子メール | yoshie.takashi.3z(at sign)kyoto-u.ac.jp |
個人ページ |
研究分野 | 日本古代政治史 |
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キーワード | 律令制度、摂関政治、宮廷儀礼、史料論 |
研究テーマ | 日本古代における宮廷社会の構造について、政治・制度・文化などさまざまな観点から勉強しています。宮廷で恒常的・臨時的になされた各種の儀礼、宮廷社会を秩序づけていた法や慣習、宮廷社会の空間的な広がり、などが主な分析対象で、それらを総体的に眺めることによって、天皇と貴族との関係性や宮廷社会と国家との関係性を読み取り、日本における古代史像を立体的に描き出したいと考えています。 |
代表的著書,論文等 | 主要著書(単著): 『日本古代宮廷社会の儀礼と天皇』(塙書房、2018年) 主要著書(共著): 「律令国家の形成」「道鏡の時代」(『新版八尾市史 通史編1』八尾市、2023年) 「浄蓮華院からみた吉田地域の中世」 (京都学研究会編『京都を学ぶ【洛東編】』ナカニシヤ出版、2021年) 「造東大寺司の停廃」(栄原永遠男他編『東大寺の新研究2 歴史のなかの東大寺』法藏館、2017年) 「平安前期の王権と政治」(大津透他編『岩波講座 日本歴史』第4巻(古代4)、岩波書店、2015年) 主要論文: 「長講堂領伏見御領の形成過程」(『朱』66号、2023年) 「銭貨発行の途絶と乾元大宝」(『日本歴史』875号、2021年) 「陣定の成立に見る公卿議定の変容」(『ヒストリア』278号、2020年) |
所属学会,その他の研究活動等 | 大阪歴史学会、史学会、史学研究会(理事)、条里制・古代都市研究会(編集委員)、日本史研究会、木簡学会 |
担当授業 |
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経歴等 | 1997年 大阪教育大学教育学部卒業 1999年 京都大学大学院文学研究科修士課程修了 2002年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学 2002年 京都大学大学院文学研究科助手(埋蔵文化財研究センター助手兼任) 2005年 学位取得(博士(文学) 京都大学) 2007年 京都教育大学教育学部講師 2009年 京都教育大学教育学部准教授 2017年 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授 2022年 京都大学国際高等教育院教授(人間・環境学研究科教授併任) 2024年 京都大学大学院人間・環境学研究科教授 |