専攻/講座/分野 共生文明学/比較文明論/地域文明論
総人学系 文化環境学
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Message to the prospective students

研究室をめざす皆さんへ

わが研究室では現代の東アジア(中国、日本、韓国、台湾、香港など)で発生している様々な問題を歴史学を手がかりとして解き明かそうと挑戦しています。そのためには文献史料を読み込む能力はもちろん、自分の足で歩き、自分の目で確かめ、自分の耳で聞き、自分の言葉で表現するフィールドワーク(現地調査)の能力が求められます。研究室では中国語のスキルアップなど、国際的な雰囲気のなかで学生・院生のそれぞれの才能を伸ばすよう試みています。皆さんも自分の力を信じて一緒に未知の世界へ飛び込んでみませんか。きっと大きな達成感が得られると思います。

日本、中国、韓国、台湾、香港はもちろん、アジアに興味関心を有する欧米諸国の学生・院生さんたちの訪問をお待ちしております。よろしければ、研究室に遊びに来てみませんか?多言語な世界のなかでコーヒーや紅茶を準備してお待ちしています。
研究分野 中国近世~現代史、台湾現代史、日中戦争史
キーワード 中国法制史、中国農村社会、民間信仰、王権と宗教、太湖流域漁民、領海主権、海洋戦略、軍事史
研究テーマ 文献史料とフィールドワーク(現地調査)を用いながら「現地感覚」を持った歴史学をめざしています。現在、主に以下の5つの研究テーマに取り組んでいます。
1)中国法制史:明清時代の裁判文書──州県レベルの档案や判牘など──を分析し、中国近世の犯罪・警察・監獄をめぐる社会史について研究を進めています。
2)中国農村社会史:江南デルタ(現在の上海市や江蘇省南部・浙江省北部)を中心に地方志とフィールドワークを組み合わせながら地域社会の解明をめざしています。
3)中国の王朝国家と宗教:具体的な事例としては、関羽信仰の漢地から満洲、モンゴル、新疆、チベットへの伝播・変容・融合を取り上げ、中国近世における王権の権威調達と宗教的な領域統合について考えています。
4)東アジアの領海主権問題と海洋戦略:19世紀後半から東アジアでも顕在化しはじめる近代的な領海主権の問題について、現代の海洋戦略(海洋資源など)までをも視野に入れながら明らかにしていく予定です。
5)日中戦争期の宣撫官:日中戦争期、中国大陸の日本占領地行政に活躍した宣撫官たちの足跡をたどりながら、意志の有無にかかわらず戦争に巻き込まれていった人々の戦争史を描出したいと思います。
代表的著書,論文等 太田出(単著)『中国近世の罪と罰』(名古屋大学出版会、2015年)
太田出他編(共著)『太湖流域社会の歴史学的研究──地方文献と現地調査からのアプローチ』(汲古書院、2007年)
太田出他編(共著)『中国農村の信仰と生活──太湖流域社会史口述記録集』(汲古書院、2008年)
太田出他編(共著)『中国農村の民間芸能──太湖流域社会史口述記録集2』(汲古書院、2011年)
太田出他編(共著)『中国江南の漁民と水辺の暮らし──太湖流域社会史口述記録集3』(汲古書院、2018年)
太田出他(共著)『近現代中国の芸能と社会 皮影戯・京劇・説唱』(好文出版、2013年)
貴志俊彦・白山真理編(共著)『京都大学人文科学研究所所蔵 華北交通写真資料集成』(国書刊行会、2016年)
所属学会,その他の研究活動等 史学会(東京大学)
史学研究会(京都大学)
広島大学史学会
担当授業
  • 学部 東アジア文化交渉論A
    東アジア文化交渉論B
    東アジア文化交渉論演習A
    東アジア文化交渉論演習B
  • 大学院修士課程 共生文明学研究Ⅰ
    共生文明学研究Ⅱ
    地域文明論演習
  • 大学院博士課程 共生文明学研究Ⅰ
    共生文明学研究Ⅱ
    地域文明論演習
  • 全学共通科目 東洋史Ⅰ
    東洋史Ⅱ
経歴等 1990年4月~1993年3月 大阪大学大学院文学研究科博士前期課程(東洋史学)
1993年4月~1999年3月 大阪大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋史学)
1995年10月~1997年9月 中国人民大学清史研究所(北京)公費留学(文部省)・高級進修生。
1999年4月1日~2001年3月31日 大阪大学大学院文学研究科助手
2001年4月1日~2011年3月31日 神戸商科大学商経学部(現在の兵庫県立大学経済学部)助教授(後に准教授)
2011年4月1日~2016年3月31日 広島大学大学院文学研究科准教授
2016年4月1日~ 京都大学大学院人間・環境学研究科教授

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(※本学の学生の皆さん: 授業関係の問い合わせについては,授業で指定の連絡方法があれば,そちらを使って下さい)




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