安部 浩 (あべ ひろし)教授
研究科: 専攻等/講座 | 人間・環境学/人間・社会・思想 |
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学部: 講座 (学系) | 人間・社会・思想 (人間科学系) |
所属機関/部局 | 国際高等教育院 |
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個人ページ |
研究分野 | 西洋哲学(特に存在論、形而上学史、環境思想)、日本哲学(特に京都学派) |
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キーワード | 存在論、実存哲学、環境倫理学、M.ハイデガー、H.ヨナス、京都学派 |
研究テーマ | 「世界と自己との関わり」という根本的な問題意識に基づき、形而上学の歴史的研究と、環境問題の原理的考察に従事している。人類の存続を可能にする新たな倫理学の存在論的な基礎づけ、及びその作業の基盤を成す、存在論と論理学の再構築を試みることが、私の今後の研究課題である。 なお、私の大学院担当授業科目名は「自己存在論」である。 |
代表的著書,論文等 | ・『「現/そのロゴスとエートス-ハイデガーへの応答』晃洋書房、2002年 ・『ハイデガー読本』、秋富克哉、安部浩、古荘真敬、森一郎編著、法政大学出版局、2014年 ・『続・ハイデガー読本』、秋富克哉、安部浩、古荘真敬、森一郎編、法政大学出版局、2016年 ・Nishida und Heidegger über das Selbstsein, in: Kitarô Nishida in der Philosophie des 20. Jahrhunderts, edited by Rolf Elberfeld and Yoko Arisaka, Karl Alber, Freiburg / München, February 2014, 294-312. ・From Symbiosis (kyôsei) to the Ontology of ‘Arising Both from Oneself and from Another’ (gûshô), in: Environmental Philosophy in Asian Tradition of Thought, edited by Baird Callicott and James McRae, SUNY Press, Albany, March 2014, 315-336. ・Ist die Welt sinnlos? –– Leibniz und Jonas, in: Giornale Critico di Storia delle Idee No. 14 / 2015, edited by Sebastiano Ghisu and Andrea Tagliapietra, IPOC di Pietro Condemi, Vimodrone, January 2016, 113-122. |
所属学会,その他の研究活動等 | 日本哲学会会員、日本倫理学会会員、日本現象学会会員、実存思想協会会員、ハイデッガー・フォーラム賛同人、関西哲学会会員、関西倫理学会会員 |
担当授業 |
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経歴等 | 1971年生。 平成2 (1990)年3月 東大寺学園高等学校卒業 平成2 (1990)年4月から平成5 (1993)年3月 京都大学文学部哲学科 平成5 (1993)年3月 同上中途退学(大学院三年次進学の為) 平成5 (1993)年4月から平成7 (1995)年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程 平成7 (1995)年3月 京都大学修士(人間・環境学) 平成7 (1995)年4月から平成11 (1999)年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程 平成11 (1999)年5月 京都大学博士(人間・環境学) 平成12 (2000)年4月から平成15 (2003)年4月 京都大学大学院人間・環境学研究科助手 平成15 (2003)年5月から平成18 (2006)年3月 総合地球環境学研究所研究部助手 平成18 (2006)年4月から平成28(2016)年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科助教授・准教授 平成23(2011)年4月から平成24(2012)年7月 Alexander von Humboldt財団奨学研究員 平成28(2016)年4月から現職 平成28(2017)年6月 2017年度フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞(ドイツ連邦共和国)受賞 |