前田 昌弘 (まえだ まさひろ)准教授
研究科: 専攻等/講座 | 人間・環境学/文化・地域環境 |
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学部: 講座 (学系) | 文化・地域環境 (文化環境学系) |
所属機関/部局 | |
電子メール | maeda.masahiro.8c(at mark)kyoto-u.ac.jp |
個人ページ | Website |
研究分野 | 建築計画学 住居・まちづくり 防災・復興 |
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キーワード | 住居論,まちづくり,コミュニティ・デザイン,防災・減災,災害復興,フィールドワーク,アクション・リサーチ |
研究テーマ | 現代の都市に人びとがどのように住まい,暮らしを営んでいるのか,その実態に迫り,都市空間のデザインやまちづくりに応用可能な理論・方法論について探求しています。そのために,「現場」から発想することを重視し,フィールドワークやアクション・リサーチといった研究手法を通じて,当事者(住民,専門家)や隣接分野の研究者とも積極的に連携・協働し,様々な研究・実践活動を展開しています。 具体的には,国内外の自然災害被災地における住まいと暮らし・コミュニティの長期的な回復プロセスの調査・分析,京都を含むアジア諸国におけるまちづくり・コミュニティ支援活動の実践的研究を行っています。そして,フィールドで得た知見を統合・共有するための理論を社会理論と空間論を軸として構築していきます。 |
代表的著書,論文等 | 「京都の地蔵盆と共同体の「想像力」」『 カルチュラル・グリーン』, 第4号, pp.81-104, 2023年 「コモンをもつ接地型集合住宅における共同性の回復に関する研究―東日本大震災の災害公営住宅を主な対象として」『住総研研究論文集』(47),2021年 「地蔵盆運営への関与からみた町内住民間の関係の冗長性-レジリエントなコミュニティ形成に果たす地蔵盆の役割に関する研究 その2-」『日本建築学会計画系論文集』(756),2019年 「他者への“信頼”からみた仮設住宅居住者への支援の成立要因と課題 -東日本大震災における仮設住宅の住環境改善支援に関する実践的研究 その2-」『日本建築学会計画系論文集 』(752),2018年 「市街地型住宅団地再生におけるまちづくり会社の導入に関する研究 -堀川団地を対象として」『都市住宅学』(107),2013年 「再定住地における生活再建とコミュニティ形成に対するマイクロクレジットの効果―インド洋津波後のスリランカにおける住宅移転をともなう再定住に関する研究 その3― 」『日本建築学会計画系論文集 』(668),2011年 ほか |
所属学会,その他の研究活動等 | 【所属学会】 日本建築学会,都市住宅学会,人間・環境学会,都市計画学会 【学会活動】 日本建築学会比較居住文化小委員会・主査,都市住宅学会関西支部・常議員,日本建築学会 災害からの住まいの復興に関する共有知構築 特別研究委員会・幹事など 【社会活動】 京都市地域コミュニティ活性化推進審議会 委員(副会長),大阪市立住まい情報センター 事業企画委員会 委員・アドバイザー ,(公財)京都市景観・まちづくりセンター 登録専門家など |
担当授業 |
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経歴等 | 【学歴】 2004年3月 京都大学工学部建築学科 卒業 2006年3月 京都大学大学院工学研究科建築学専攻 修士課程 修了 2012年1月 京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻 博士後期課程 修了 【職歴】 2008年4月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)(2010年3月まで) 2012年2月 京都大学大学院 工学研究科 研究員(2013年3月まで) 2013年4月 日本学術振興会 特別研究員 PD (2013年4月まで) 2013年5月 京都大学大学院 工学研究科 助教 (2017年9月まで) 2017年10月 京都大学大学院 工学研究科 講師(2019年9月まで) 2019年10月 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 准教授 (2021年3月まで) 2021年4月 京都大学大学院 人間・環境学研究科 准教授(現在に至る) (この間,大阪産業大学,近畿大学,首都大学東京(現・東京都立大学),立命館大学,同志社大学で非常勤講師をつとめる) 【主な受賞歴】 2013年5月 都市住宅学会 論説賞 2013年5月 都市住宅学会 博士論文コンテスト 最優秀賞 2013年8月 日本建築学会 奨励賞 2014年6月 財団法人 住総研 研究選奨 2015年5月 都市住宅学会賞研究奨励賞 2017年5月 都市住宅学会賞 著作賞 ほか |