本研究科内に設置されている学術越境センターは、学術分野間の境界、産官学の境界、国際間の境界をそれぞれ越えた連携を実現するためのサポート組織です。学生諸君を国際交流や越境教育、就職活動等の面で強力にサポートします。

学術分野間の交流

学術越境の理念のもと、教育・研究両面での学術交流が目ざされます。学術越境センターはその実現を強力に後押しします。特徴的な取り組みとして、「学術越境プログラム」をあげることができます。このプログラムは希望する学生のみに適用されるもので、学術越境的な研究や産官学連携ないし国際連携が特別に必要になる研究活動に特化した教育プログラムです。審査に合格した学生が、本人の計画に沿って複数の教員の手厚いサポートのもとで計画を推進します。

新しいキャリアパスの開拓

現代社会の諸問題は学術越境的な取り組みを必要としていますが、その要請に応える人材の育成は進んでいません。また、そういう人材が雇用される例は、とりわけ文系博士号取得者においてはまだ乏しいと言えます。しかしながら産業界でもこのような人材はますます必要になってくることは間違いありません。学術越境センターはこのような新たなキャリアパスの開拓に力を入れます。インターン先の開拓もその一環です。修了後の進路については 11 ページもご覧下さい。

国際交流の推進

本研究科では以前から国際化に力を入れ、海外留学を積極的にバックアップすると共に、例年多くの留学生や海外の研究者を受け入れ、国際的学術交流を活発におこなってきました。今後は学術越境センターのもとで、今まで以上に活発な交流が期待されます。

学際教育研究部について

2023年4月の学術越境センターの発足にともないまして、これまで学際領域の教育と研究の推進に携わってきた「学際教育研究部」は廃止となりました。学際教育研究部の果たしてきた役割は、今後は学術越境センターが引き継いでいきます。

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人間・環境学研究科パンフレット
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