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西欧において発展してきた近代主義は、政治参加の大幅な拡大、経済的な繁栄、情報の利便化、そして世界の一体化などをもたらしました。しかし、その反面、たとえば市場競争の原理に立脚した文化や生活構造、人間の感性や価値観のありかたに対する影響、グローバル化と地方文化・生活文化との矛盾、そして深刻な環境問題など、複数の領域を複合した諸問題を生み出しました。

本学系では、近代主義について多面的な検討を加えることを念頭に、その現状に対して、政治論・経済論・法律論・社会論・科学論・メディア論・環境論などの諸領域を横断的に相関させた分析を加えます。そして、西洋史を通しては、その歴史的背景を追求し、欧米文化の研究によって、近代主義の文化的表現の解明をめざします。また、日本史を通しては、近代主義が受容される以前の独自の歴史・文化を分析するとともに、いち早く近代化した日本のあり方を検討し、東アジア文化との対照を行うことで、近代主義の相対化を行います。これらを通して、近代主義が生み出した諸問題を解決するにふさわしい、国際的で新たな文明の理念を構築することが本学系の目的です。

現代社会に関する社会科学系の諸分野と、日本・東洋・西洋の歴史・文化に関する諸分野の知識・方法論を総合的に修得することで、既存の文系諸学部とは異なる、学際的な教養と柔軟な思考を有する学生を育成します。

本学系では,以下のようなことを学びます

  1. 政治論・経済論・社会論などを相関させた分析手法を学ぶ。
  2. 欧米の歴史や文化の研究を通して近代主義とは何かを学ぶ。
  3. 日本文化のあり様を東アジアのなかに位置付けてより深く考察する。

カリキュラム体系

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