研究科: 専攻等/講座 人間・環境学/言語科学
学部: 講座 (学系)
所属機関/部局 国際高等教育院
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研究分野 相互行為言語学、会話分析
キーワード 相互行為、文法、会話、話し言葉、(認識的/義務的/情動的)スタンス、社会的行為
研究テーマ 相互行為言語学の立場から、言語(および記号一般)とコミュニケーションの諸問題について研究を行っている。相互行為言語学とは、エスメソドロジー・会話分析の理論と方法論を援用した言語研究の枠組みであり、相互行為場面の観察を通して、人々にとっての実際的課題とそれへの対処との関連で言語現象を理解しようとするアプローチである。私自身は、「言葉のちょっとした形式の違いがコミュニケーションにどのような違いをもたらすか」そして「言葉の形式上の特徴はコミュニケーションのどのような特徴に動機づけられているのか」という問題意識のもと、日本語や英語の日常会話ならびに様々な制度的場面の録音・録画データの分析を行っている。これまでは、統語的に不完全な発話、言い淀み、そして様々なスタンス表現など、話し言葉に特徴的な現象に焦点を当てて研究を行ってきた。その中では、狭義の言語構造だけでなく、プロソディ、パラ言語的要素、身体行動などの役割を捉えることも重視している。会話における人々の発話や振る舞いは、ともするとただ雑然として捉えどころのない事象、あるいはあまりに些末で取るに足らない事象のように見なされることもあるが、その中に潜む精巧な秩序に光を当てることを通じて、人間の知性と社会性の一端を明らかにしたいと考えている。
代表的著書,論文等
所属学会,その他の研究活動等
担当授業
  • 学部
  • 大学院修士課程
  • 大学院博士課程
  • 全学共通科目
経歴等 学歴
2004年3月 京都大学 総合人間学部 基礎科学科 人間情報論分野 卒業
2006年3月 京都大学大学院 人間・環境学研究科 言語科学講座 修士課程 修了
2009年9月 京都大学大学院 人間・環境学研究科 言語科学講座 博士課程 指導認定退学
2013年3月 京都大学博士(人間・環境学)の学位を取得

職歴
2008年8月~2009年8月 カリフォルニア大学サンタバーバラ校言語学科 Visiting Scholar
2009年4月~2009年9月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2009年10月~2011年3月(指導認定退学に伴う資格変更)日本学術振興会 特別研究員PD
2012年4月~2014年3月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
2014年4月~2017年3月 九州大学大学院 言語文化研究院 助教
2017年4月~2021年3月 九州大学大学院 言語文化研究院 准教授
2021年4月~現在 京都大学国際高等教育院 准教授

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